小林よしのり

「感謝の宴」だ。わしを支えてくれた人たちに感謝する。

小林よしのり

日々の出来事
2025年 5月 29日

まさか70歳過ぎても、漫画を描いているとは思わなかった。
わしはまだ新しい境地を目指して、漫画を描き続けている。
インドでは『おぼっちゃまくん』がアニメの1位になって、
この夏から、インドのアニメーターとの共作で、新作が放映
される。
わしの言論をサポートしてくれる公論サポーターたちも、
全国にいて、イベントやLIVE活動で、わしを応援してくれる。

デビューから50年経って、わしがまだ活躍できるのは、
今までわしに関わってくれた編集者や、多くの人々の支え
あってのことだ。

6月1日には、わしの50周年感謝パーティーが行なわれる。
これは、わしのためのパーティーでは全然ない!
わしの漫画家人生を支えてくれた人たちに、わしが感謝する
ためだけの感謝祭だ。

だから一流のホテルで一流の食事を用意して、歓待する。
わしへの賛辞も、お祝い金も、花束も、一切要らない。
わしが全部自腹で、御馳走を振る舞いたい。

「感謝の宴」だけは催しておかないと、死んでも死にきれない。
さすが70歳過ぎると、感謝すべき人が次々鬼籍に入って
いくから、わしは焦った。
わしの人生もあまり残ってないのに、感謝すべき人が、
あまりにも早く死に過ぎる。

日曜日は、わしの人生を成功に導いてくれた人々に感謝したい。
みんなの歓談の邪魔にならないように、サービスをするから、
招待客のみなさんは気楽に来てほしい。