小林よしのり

大マスコミによる反戦平和イデオロギーの再洗脳で、日本が大漂流を始める

小林よしのり

政治・経済
2025年 8月 10日

今年の夏は反戦平和イデオロギーの再洗脳が特に凄い。
参政党が急伸したからだ。
さやが「核兵器は安上がり」と言ったからだ。

決して間違ってはいない。
だが、サヨクの不安は最大限に達して、対話より、
偏見圧力で葬る手段を選んだ。
自民党から極右勢力がトリクルダウンして、
多党化し、リベラルが瀕死状態だ。

テレビ新聞などの大マスコミが反戦平和イデオロギーを
全力で押し付け、その反動のマグマが水面下で
ドクドクと脈打っているので、次の衆院選では、
さらに極右が勢いを増すかもしれない。
これに石破茂が自虐談話を出せば、いよいよ自民党が
比較第一党の座も失い、不安定化する世界の潮流の
中で、日本は大漂流を始めてしまう。

こうして、8月15日は刻一刻と近づいて来る。
参政党が集団で靖国参拝するので、マスコミの大騒ぎが
頂点に達し、死者の1人くらい出るかもしれない。

戦争(という手段)の反対は
対話(という手段)である。

平和(という状態)の反対は
混沌(という状態)だ。

わしの『戦争論』の重大な示唆はいまだに人々に
伝わっていない。