開催場所: 日本武道傳骨法會・道場
『第4回・ゴー宣道場』
「沖縄の歴史と米軍基地を語る作法」
今回は「SAPIO」「WiLL」「幻冬舎」「飛鳥新社」の編集者の方々も参加。
切通理作さんと女優のしじみさんも参加されていました。
沖縄では長期ベストセラーになった『沖縄論』ですが、本土では大して売れなかったので、よしりん先生はずっと嘆いていました。
それが鳩山由紀夫前総理の迷走の逆効果で、国民全体に関心が高まったようです。
『沖縄論』が増刷され、今回の道場にも、いつも以上の応募があって、当選者を選ぶのに大変でした。
控え室で、よしりん先生は、「今回はまず講師間での議論の質を上げる」と宣言
『ゴー宣道場』単行本化を、いよいよ進めようと考えているからです。
単行本では質疑応答も含めますが、ベースとなる講師間の議論の濃密さが必要だからです。
よしりん先生は本になるときの構想を常に考えながら、道場を運営しています。
軍資金を健全な商業主義で捻出するためです。
プロフェッショナルの意地ですね
「多角的に論じなければならないので、時間が足りない。始めから飛ばすぞ!」
と意気込んで、よしりん先生は登壇。
いよいよ、道場開始です。
まずよしりん先生が、“ 鳩山由紀夫の理念は、自民党結党の精神を体現した、祖父・鳩山一郎の理念のコピーだった ”という話をしました。
「友愛」「対米依存からの脱却」「自主防衛」「憲法改正」が鳩山一郎の目指したもの。
その自民党結党の精神を鳩山由紀夫はコピーしたのですが、言葉に情念を乗せられない「政治なき理念」だったため、失敗した。
その結果、またしても堕落した現状維持路線である「理念なき政治」に戻ってしまった、というのがよしりん先生の見方です。
つまり、民主党も自民党も「日米同盟・現状維持・沖縄米軍基地固定化」のポチ路線に逆戻りというわけです。
続いて、宮城教授が実にわかりやすく的確な言葉で、沖縄県民の複雑な心情を分析してくれました
この宮城教授のお話で、沖縄県民の本土への反感は、単なる被害者意識ではなく、ナショナリズムであることが浮かび上がりました。
米国追従のポチ保守よりも、沖縄県民の心の底に潜む「日本人としてのナショナリズム」の方が本物だということがわかってきました。
それなのに、ポチ保守は、無条件に米軍基地を容認し、無条件に日米同盟を支持し、「沖縄県民は国から補助金がいっぱい出てるから、昼間っから酒飲んでるし、パチンコばっかりしてるし、辺野古の住民は米軍基地移設に賛成してるじゃないか、反対してるのは左翼だけだ。」とせせら笑って語るばかりです。
そんな保守派の態度のせいで、沖縄県民の「感情」が左翼に取られていく結果となっているのです
質疑応答では、参加者の中に6名の沖縄県民・出身者がいて、そのうち4名にコメントをいただきました。
まだ若い2人の女性も、自分の言葉で高度な質問をされていて感心しました。
『ゴー宣』でもお馴染みの熱い誠の武士・高里さんの「ヤマトンチュ・ウチナンチュ」という言い方が嫌い、自分は「他府県の方々」と言っているという発言には爆笑しました
(これには後に、「都と道の人はどうするの?」というツッコミが入り、「そうだよ!他都道府県の方々と言わなきゃ!」と、よしりん先生に面白がられていました )
他の参加者から、「自主防衛なんかできるのか?ポチで仕方がないのでは?」という意見が出ました。
この質問、よしりん先生は「いい意見だ!」と喜んでいました。
質問者は、自分の日常から感じるままを、率直に語られていました。
あの場で、あんな風に語ることは、とても勇気のいることだったと思います。
これには、高森先生が一つの的確な解答をしておられました。
そして、最後に宮城教授が放った言葉が、衝撃的でした。
あの温厚な宮城教授が、あそこまで言うなんて!
普段、て―げーな楽天家の感じがする宮城教授が、あの沖縄の左翼空間の中にいて、実はどれだけの覚悟で、よしりん先生と一緒にやっているのか、想像がつきますか?
沖縄のマスコミや知識人の世界では、よしりん先生はダースベイダーなんですよ!
すでに4時を過ぎていたので今回はここで打ち切りとなり、よしりん先生の考えで、この質問は次回、
8月8日の靖国会館での『ゴー宣道場・特別拡大版』
に持ちこされることになりました
みなさんも、この「日本人は米国のポチで仕方がないか、否か?」の問いに対する解答を考えてきてください
「今回、応募したのに落選したー!参加できなくて悔しい!」という方に朗報です!!
今回の道場は、密教部分や、質疑応答の参加者のプライバシーに配慮して、全部、タダで動画配信しようかとよしりん先生は言ってます!
動画の有料化の話がなかなか進まないので、コンテンツが溜まり過ぎています。
有料化は8月以降にして、今回の分はタダで流すかもしれません。
ただ10分区切りになるのはユーチューブのルール変更のせいなので、仕方ありません。
編集作業も大変なんですよ。
今回は特に内容が複眼的、そして濃密だったので、どれくらいの人がついて来れたかわかりません。
アンケートを見ても、初めての参加者の中に、「どうしても沖縄の負担軽減を考えてあげようという結論が出てしまうのは残念」などと、かなり間違った受け取り方をした方がいらっしゃいます。
動画で、もう一回確認してくださればいいな、と思います。
8月8日(日)は、ついに道場の紅一点・笹幸恵さんが登板!
基調講演をしてくれます
7月21日(水)に笹さんの新著『「白紙召集」で散るー軍属たちのガダルカナル戦記ー』が発売されます。
この本をテキストに、過去の戦争から、現代の戦争までを議論しようという試みです。
ゲストにジャーナリストの渡部陽一氏が参加してくれます。
道場の後、笹さんは参加者へのインタビュー、それから控え室でスタッフを含めての本日の反省会。
そして講師の方だけで夕食をとりながらの、さらなる作戦会議が行われます。
ここで今後のテーマや議論、面白いアイデアが次々生み出されています
講師以外では世話役として私だけが参加できるので・・・
この『ゴー宣道場』が今後どのような展開を見せるのか?
9月に来る意外な大物ゲストは誰か?
一足先に知って、一人興奮しています。
アンケートを読むと、もっと質疑応答の時間が欲しいとか、自分も質問や議論がしたかったという人がとても多いですね。普通考えられない熱心さだと思います。
ただ、どうしても講師陣で一定のレベルまで議論を引き上げておく必要があります。
4時間あれば、質疑応答に時間をたっぷり取れるのでしょうが、札幌から、沖縄から、宮崎から、福岡から、奈良から来られる方もいらっしゃいます。
遠方から日帰りで来られる方には今の時間帯がベストなんです。
次回の靖国会館では拡大版として、12時から4時間とってあります!
これなら余裕があるのではないでしょうか?
会場も200人近く入れます。
今まで落選して落胆していた方も、次は参加する大チャンスです!
気合入れて、往復ハガキを送って下さい!
そして、次回も、活発で充実した議論になるよう、準備して来て下さいね!
ニコニコ