「9条は戦争条項になった」(角川書店/新書・Kindle)

小林よしのり(著)

「9条は戦争条項になった」(角川書店/新書・Kindle)
出版社 KADOKAWA/角川書店
発売日 10/12/2015
新書 208
ISBN-10 4040820622
ISBN-13 978-4040820620
寸法 18 x 12.8 x 2.4 cm
価格 864円

集団的自衛権の行使を容認する安保法制が成立し、憲法9条は戦争条項となった。立憲主義がないがしろにされるなか、国民はここからどこに向かうべきか。議論と覚悟なくして従米から逃れる道はないと説く警告の書。

第1巻(2015年12月発行)まえがき第一章.日本には「国家主権」がない-安倍政権が立憲主義を破壊する・安保法制は従米法制である・「存立危機事態」とは日米同盟の信頼性が揺らぐこと!?・外交主権が奪われたままの日本・日本ではアメリカの治外法権状態が続いている・日本の存立を脅かす国はどこだ・尖閣諸島でいざこざが起こっても、局地的紛争にすぎない・台湾で着々と進む中国の経済支配・北東アジアで「存立危機」は起こらない・南沙諸島問題では日本の外交力が問われている・安倍政権にあるのは愛国心ではなく恐怖心・アメリカとの血の同盟で中東戦争の後方支援に!・戦争の後に自省するアメリカの態度は評価できる・反省もせず、アメリカに“恐縮”している日本・国民の深層心理にあるのは、決断主義に対する願望・安倍独裁に弾圧された小林よしのり勉強会・自衛隊を合憲と認めた護憲派のトラウマ・違憲と外交の一貫性の問題解決には「憲法改正」しかない第二章.デモは民主主義ではない-議会制民主主義を否定する若者たち・わしはシールズから謝罪を求められた!?・デモは「デモクラシー」の略ではない!・まずは英語だらけのプラカードをやめろ・シールズもネトウヨも同根だ・デモ参加者に個はない!・わしが薬害エイズデモから離れた理由・若者は常に未熟でアホなのだ・自分の現場で個を磨け・民主主義は立派な価値なのか?・中国が民主化したら、はてしない殺し合いが始まる・「ITが世界を変える」は幻想である・民主党は「学級民主主義」を卒業せよ・共産党も全体主義で、安倍自民党と変わらない第三章.保守とはイデオロギーではない-アメリカにニートする日本・小林よしのりはブレているのか!?・進歩主義の思いあがりには注意が必要・日本に保守はいない。ネトウヨしかいない・復古主義保守は男尊女卑のかたまりだ・保守が共同体と会社を崩壊させてきた・保守はイデオロギーではない、「態度」なのだ・保守派は態度で見せるしかない・『戦争論』は「死者を民主主義に参加させろ」という想いをこめた・イラク戦争を全面的に支持した自称保守派たち・明治時代は命懸けで議論をした・沖縄問題は本土の捨て石ではなく、保守派の試金石だ・歴史から学び、基地に反対するのが保守の本当の態度である・沖縄は依存ありきの体質から脱却できるのか第四章.徴兵制は苦役ではない-自主防衛の覚悟を「個」で持つ・政治家よ、真正面から国民に問え・憲法改正をするために国民を説得できるのは首相しかいない・自民党の憲法改正草案はアホである・リベラルの側から憲法改正をすべきだ・不文の伝統的なルールを意識せよ・憲法と不文のルールが一致しないときはどうすべきか?・民主主義と国防はセットである・国防の義務があった国民国家はめちゃくちゃ強かった!・国防の義務は学校で教えるべきだ・わしは徴兵制に賛成である・徴兵制は“苦役”ではない!・自主防衛の覚悟を「個」で持て

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