夜叉が行く(秋田書店/短編)

小林よしのり(著)

夜叉が行く(秋田書店/短編)
出版社 秋田書店
発売日 01/02/1985

2年前、とある村にふらりとやって来て住み着いた男、小林やしゃのり。その正体は、大人気を誇りながら突然失踪した漫画家だった。その異様なペンダコから「夜叉ダコのやしゃのり」の異名をとった彼がペンを捨てた理由、それは漫画家を「駒」としか思わず、金にものを言わせて使い捨てるヤクザな漫画誌「少年たわば」に嫌気が差したためだった。しかし、そんなささやかな幸せも「少年たわば」の魔手によって破壊されてしまう……高倉健の映画『夜叉』に自らを重ね、一気に描き上げた作品。

秋田書店「月刊少年チャンピオン増刊I’mチャンピオン」(1985年2号)

〈収録〉

「小林よしのり異常天才図鑑」(イーストプレス)

「小林よしのり異常天才図鑑」(幻冬舎文庫)

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