ゴーマニズム宣言SPECIAL「新・堕落論」(幻冬舎/単行本)

小林よしのり(著)

ゴーマニズム宣言SPECIAL「新・堕落論」(幻冬舎/単行本)
出版社 幻冬舎
発売日 25/01/2018
単行本 213
ISBN-10 4344032446
ISBN-13 978-4344032446
寸法 21 x 14.8 x 1.6 cm
価格 1620円

今こそ“ネトウヨ”に謝ろう−−−。

小林よしのり、ついに転向か?  それとも懺悔か!? フェイクを信奉する時代に終止符を打ち、やがて来たる堕落の底から浮上する新時代を切り開く、渾身の完全描き下ろし216ページ。

無自覚のまま想像以上のスピードで堕ちていく日本。

しかし、北朝鮮や中国、ナチスよりは、まだマシだ。

日本的価値の崩壊。政治、経済、文化、防衛、ナショナリズムの著しい劣化。「天皇なんかロボットでいい」という知識人の無知。ひたすらスマホだけを握りしめる大衆。

今や1億総〈堕落〉時代だ。

堕ちに堕ちて、ついに、信じたいことならフェイク(噓)でもかまわない大量の人々が急激に出現するにいたった。

なにもフェイク好きは「ネトウヨ」に限ったことではない。夏目漱石の時代からあった。

だが、これだけ嘘で溢れ返ったら、そろそろ真実を希求する世の中が再びやってくるのではないか、むしろ早く。

阪口安吾『堕落論』から72年、「時代のカナリア」小林よしのりが、魂の刃で現代の真実を突き刺した!

小林版『近代の超克』。

(2018年1月発行)第1章.太宰治のトカトントン第2章.スマホの明るい堕落第3章.朝鮮飲みで悪いか?第4章.トカトントンが鳴らぬ者第5章.敗戦したままの日本人第6章.阪口安吾の『堕落論』第7章.すぐそこにある堕落第8章.教育勅語で堕落は止まるのか?第9章.日本は今も八つ墓村〈コラム〉民度が低い「魔女狩り」現象第10章.オルテガの『大衆の反逆』第11章.イノベーションと家族動機〈コラム〉愚かなるイノベーション信仰第12章.「平定」こそが「平和」である〈コラム〉護憲派サヨクは対米追従のもう一つの姿第13章.『マイノリティ・リポート』と共謀罪第14章.保守とリベラルの意味が分かってないな?〈コラム〉丸ハゲよしりんキャラの意味第15章.夏目漱石の『こころ』第16章.オーディエンスかロボット天皇か〈コラム〉「シラス」天皇に影響されてもかまわない最終章.弱者のルサンチマンゆえにあとがき.堕落の果て

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