| 出版社 | 小学館 |
|---|---|
| 発売日 | 27/02/2017 |
| 単行本 | 552 |
| ISBN-10 | 4093897700 |
| ISBN-13 | 978-4093897709 |
| 寸法 | 15 x 3.5 x 21 cm |
| 価格 | 2376円 |
陛下のご意向を無視する逆臣は誰か
陛下の生前退位のご意向を受けて世に放つ「天皇入門書」決定版!23万部のヒットとなった『天皇論』に100ページ超を加筆した総頁数552ページの大作。
陛下は「象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ」てご意向を表明された。皇位を安定的に継承していくには、特措法で一代限りの生前退位を認めるのではなく、皇室典範を改正し、女性・女系天皇、女性宮家を認めなくてはならない。
しかし、多くの国民が「わたしたちの天皇陛下」のお気持ちを大切にしたいと願う一方で、「男系男子しか認めない」と主張する者たちがいる。天皇に対する「尊崇」を口にしつつも、陛下のご意向を無視する動きに危機感を抱いた著者が放つ問題作。
【編集担当からのおすすめ情報】本書では、皇位継承問題だけでなく、これまで皇室に民間から嫁がれた美智子皇后陛下、雅子妃殿下がともにマスコミから激しいバッシングを受けた歴史についても取り上げています。ただでさえ基本的人権が著しく制限された皇室に嫁いだ女性が2代にわたって激しい非難にさらされたことを鑑みれば、悠仁親王が将来、結婚相手を見つけることは非常に困難になっていることが想像できます。私たちが日頃忘れがちな、「天皇をやっていただいている」という事実を具体的に知ることができる作品です。
(2017年2月発行)序 章.天皇がわしの考えを変えた第1章.「平成の玉音放送」に至った理由第2章.お言葉の徹底分析第3章.わしが「君が代」を歌うようになったわけ第4章.無自覚な天皇尊崇第5章.初めての新年一般参賀第6章.因習・伝統・近代主義の葛藤第7章.今上天皇の大御心・御即位二十年・福祉第8章.今上天皇の大御心・御即位二十年・慰霊第9章.雅子妃殿下の御病気の真相第10章.雅子さまは幸せになれるか?第11章.尊皇を掲げる朝敵たち第12章.天皇の基礎知識1・天皇には姓がない第13章.天皇の基礎知識2・皇居と国家元首第14章.皇室祭祀と三種の神器第15章.天皇は「神(GOD)」だったのか?第16章.天皇は「カミ(迦微)」である!第17章.天皇即位の条件に「人格」はない第18章.学術を装った「宮中祭祀廃止論」の悪意第19章.天皇イメージの変遷第20章.明治憲法は天皇絶対主義だったのか?第21章.「完全政教分離」という破壊思想第22章.シナの「王道」、日本の「皇道」第23章.天皇は差別の元凶ではない第24章.なぜ「国体護持」が必要だったのか?第25章.天皇と公民で成り立つ「国体」第26章.国民主権は国体にあらず第27章.小林よしのり、宮中茶会に招かれる第28章.天皇は「国民主権」の奴隷なのか?第29章.皇室典範改正を阻む雑音を断て!第30章.「赤ちゃんを強制連行」という男系派の迷案第31章.男を尊び、女を卑むの慣習第32章.恒久法による譲位はなぜ必要なのか?最終章.天皇を戴く国民の資格あとがき