時浦兼(トッキー)

よしりんと道場生(アンケート)の対話・その2

時浦兼(トッキー)

ゴー宣道場・公論イベント
2013年 4月 19日

第35回ゴー宣道場
『体罰って何だろう?』
よしりん師範と
道場生(アンケート)の対話
をお送りします!

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35回「ゴー宣道場」の
アンケート回答、第二弾です。

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◆私ははじめの挙手アンケートでは、

 家庭での体罰・・・ 学校・・・× 部活、スポーツ・・・×

 としました。

 子どもに対して手をあげるときはよほどの場合
 ではありますが、それでもその晩は子供の寝顔を見ながら、
 これでよかったのだろうかと自問自答します。
 それでもやっぱり親としては子供自身に対して、
 子供がかかわる(かかわるであろう)社会に対して
 責任がありますのでこの先も体罰ありの子育てになるか
 と思います。その体罰含めた私の子育てによって、
 将来含めて何らかの問題が生じた場合も、その責任は
 取るつもりで、子供と向き合っているつもりではいます。

 学校及び部活やスポーツの体罰を×としたのは、
 一時的にしかかかわらない先生やコーチに、そこまでの
 責任を負わせるのはあまりにも酷ではないかと思ったからです。

(東京都・40代女性・会社員)

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昔は学校でも
体罰は普通だったけどね。


恨んじゃいないけど、
女子が殴られるのは嫌だったな。

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◆私は体罰が活きる所は絶対存在すると考えており、一概に
 全否定はできないと考えており、高森先生の考えが
 一番近いと考えております。理詰めで、そのような事を
 考えてはおりますが、理不尽な体罰からの逆境、
 正しい教育から天才は生まれ得るのかという問いに、
 体罰、教育の難しさ、可能性というものを感じたと思います。

(神奈川県・28歳男性・会社員)

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人の人格形成に
何がどう影響を及ぼすかは、
複雑すぎてわからないからな。


体罰がなければ、
わしは穏やかな
仏教徒だったかもしれん。

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◆私は体罰についてすべての場面において原則禁止すべき
 であると考えます。それは結局、体罰の加減ができない人が
 増えており、加減ができないのであれば、弊害の方が大きい
 と考えるからです。ただ場合によっては体罰が必要だとする
 意見も納得でき、一律に論じる事は不可能なのかとも思います。
 もし体罰を容認するような風潮となれば歯止めがきかなくなる
 と思いますので、原則として体罰禁止を掲げておく
 必要があると思います。

(神奈川県・26歳男性・大学生)

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原則禁止は同意だな。
大人って信用できないもの。

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◆仮に虐待や暴力とみえるものでも、それが逆に闘争心に火をつける
 場合もあるというお話や、ちょっとしたことで自殺してしまう子もいるし、
 いつまでも分からない子もいる、それを見分ける目が重要
 という指摘は、成文化して決めればいいというのとは違う
 ゴー宣道場らしい思想のしなやかさだと思いました。

(東京都・35歳男性・CGデザイナー)

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マニュアルはない!

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◆私も小林先生と同様に子供の頃、理不尽な体罰を受けてました。
 感情に身を任せた暴力だったので体罰というより虐待でした。
 しかし私もそれにより自立心が芽ばえ、高校生から自分が
 ほしいものは自分で稼いで、すぐに親元を離れ、
 逆境に強い人間になり、今ではあの時があったから
 今の自分がいるな、とも思えます。
 「教育の効果」としては成功だったかもしれませんが、
 方法論としては世間では×です。この辺のギャップが教育とは
 答えがないものだとは思います。体罰が是か非かというより、
 教育を受ける(家庭でも学校でも)その人にとって「教育の効果」
 があるのかないのかという事なんだなと思いました。

(神奈川県・43歳男性・介護相談職)

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そうなんだよね。

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◆理不尽な体罰が小林師範をパワーUpさせたのか、
 逆になかったらもっとパワーUpしたのか、
 はたまた人格がかわっていたのか・・・ それが問題だ。

(埼玉県・39歳男性・会社員)

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わしって妙な所で
サンプルになるんだね。

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◆感情と理性を切り離して行なう体罰なんて殆んど無いのでは
 ないかと思います。親も教師も今から思えば未熟で
 大人になりきれていなかった部分があるから手が出てしまった
 というのが本当のところではないのでしょうか。
 意味のない体罰というのは少ないと思います。どんな体罰も
 ある程度の教育的意味を含ませて行なっているとは
 おもうのですが、その程度ややり方に自分の感情
 (イライラやストレスなど)が含まれていることが問題です。
 八つ当たりとしか思えない体罰は本当に反対です。

(東京都・38歳女性・会社員)

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みんな微細なところを、
ちゃんと考えてるよなあ。


これがネトウヨとか、
馬鹿ホシュとかと、
違うところなんだよな。

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◆笹先生の“分をわきまえる”という感覚がなくなっているという
 意見にとても共感しました。それが金儲け主義につながって
 いるのかと思います。

 
 小林先生が子どものころに体罰を受けてなかったら、
 おぼっちゃまくんもゴーマニズム宣言もゴー宣道場も
 なかったかもしれないと思うと、体罰があって
 良かったと思います(笑)

(東京都・37歳男性・医療系卸売業)

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なんて骨体!

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◆部活動等において、最善を尽くしても良い結果が出ない場合と、
 本人に非がある場合は区別して考えるべきだと思います。
 例えば、野球で全力疾走してアウトの場合と、ちんたら走って
 アウトになる場合、前者の場合は体罰は許されないと思いますが、
 後者はケースによってはあって然るべきだと思います。
 その意味でバドミントンの指導を受けたご経験を話された方の
 お話は納得できました。

(神奈川県・32歳男性・会社員)

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体罰が恐くて全力疾走でいいの?

逃げ足が速い選手みたい。

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◆様々な人の様々な意見が出てきて、本当に答えは
 一つでないと感じた。マスコミが十把一絡げで伝えている
 ことに原因もあると思う。

 
 高森さんがいいことをたくさん言われていたが、
 今の学校では絶対に体罰は禁止されているので、
 現実には無理だと思います。

(長崎県・42歳男性・小学校教師)

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絶対に禁止されてるのなら、
是非もないね。

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◆昭和40年生まれの人間としては、スポーツにおいてはどこかで
 「体罰」による精神力も勝つためには必要という考えを
 捨てきれない所がありましたが、科学的トレーニングや
 個人主義の方が効率的に、スマートに勝ちにつなげられる
 ものかもしれないと考えが変わってきました。

 「体罰」は大きな枠なので、家庭・学校・スポーツという
 発現場所だけでなく、勝つための手段、秩序の維持、躾、
 理不尽な怒りなど、その目的によっても内容が大きく異なるため、
 一くくりにYes,Noで語れるものではないと思います。
 しかし、過度な個人主義で社会の秩序を乱されないための
 「体罰」と、子供の生命を守るための「体罰」は
 なくせないものだと思います。

(福岡県・47歳男性・歯科医師)

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オレ様化した子供や、
ネトウヨには、体罰が必要、
という意見なら賛成する。

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◆「状況によって答えが全部違ってくる」という小林先生の
 最後の言葉が全てを物語っているような気がした。
 体罰は同じことを体験したとしても、それを良しと
 するかしないか、非常に主観的なもので判断に困る。
 そういう点から今回のテーマは結論が出ないものであったが、
 いろいろな経験を聞けた事は、やはり大きな収穫であった。
 次回の道場にも是非参加したい。

(東京都・37歳男性・会社員)

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次回は
ネトウヨと排外主義を議論するが、
早くも応募者が出てきてるので、
関心高そうだな。

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◆体罰を理性的に用いることができる人、できる関係がある人は、
 いくらでも体罰を用いればよいと思う。
 ただ、そんな好運ばかりではないと思う。
 暴力は事実上、必ず物ごとの背後には存在している訳だから、
 それを正面から用いてよいとする必要はないと思う。
 理不尽が天才を生むのは万に一つであり、最初から理不尽を
 認めてしまう必要はない。体罰や理不尽から得られる教育効果は
 コントロールできないもので、偶然の産物だと思う。
 体罰や理不尽が機能するのは、その人のその後の境遇に
 よるもので、体罰から得られるのではないと思う。

(兵庫県・37歳男性)

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おお!
いい意見言ってるな!

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◆私も父や小学校の教師から理不尽に思える体罰を
 受けてきたため、強い指導をなるべくしたくないと
 思っていました。しかし、かつて勤務した中学校では、
 諭すような優しい指導では生徒は言う事をきかず、
 怒鳴るようになっても、その場では大人しくしても、
 目を離すと好き勝手をする生徒もいました。
 家庭でしつけをされず、教師に権威を感じない生徒から、
 学校の秩序を守るには、暴力装置としての体罰も
 必要だと思っています。

(埼玉県・35歳男性・高校教師)

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家庭で崩壊した価値観を、
学校で取り戻すのは、
かなり困難だと思うけどね。
恐怖政治にならないか?

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◆本日の道場は、社会的・国家的且つ身近な問題の論議で
 とても有意義でした。体罰に関して日本の歴史を
 ふりかえってみますと、立派な模範的日本人ほど
 理不尽な体罰をしなかったように思います。
 かの吉田松陰も松下村塾において、むち打つような指導は
 固く自重し、丁寧な愛ある教育で有能な人材を育てあげて
 いました。日本における真の理想的教育・指導とは何か、
 そこから問い直すべきかも知れません。

(群馬県・28歳男性・家事手伝い、求職中)

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吉田松陰といえども、
その時代にあった価値観が
崩壊している現代にあっては、
同じ教育法が
通用しないかもしれない。


なにしろ吉田松陰なら、
武士道のひとかけらもない
安倍カルトのネトウヨを、
許しておくはずがない!

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◆マスコミの間で体罰の悪い面が多く取り上げられ、
 体罰を行う側として自分はどうなのだろうという迷いを感じたり
 もしていましたが、道場に参加させて頂いて、自分の体罰に
 対する考えを整理することができたように思います。
 平手打ち20回などということはしませんが、痛みと責任を持って
 本気で生徒たちと向き合い、ビシビシ指導していきたい
 と思います。師範の先生方、設営の皆様、お疲れ様でした。
 ありがとうございました。

(石川県・25歳女性・学習塾経営)

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えらいなあ。
自分なりに腑に落ちる
しかないからね。

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◆色々な話を聞いていると、単純に○×では判断出来ないと、
 改めて感じました。ちょっと不思議に思うのが、日本って、
 グレーゾーンが大好きなのに、どうして体罰は是か非で
 決着をつけたがるのでしょうか?インパクトの強過ぎる事件が
 多いからなのでしょうか。体罰が起きる背景を、もう少し考えて
 みる必要があるのではないかと思います。

 あー、面白かった!! やっぱり、ゴー宣道場最高です。
 ゴー宣道場を包む空気が溢れ出して、日本を覆ってくれる日が
 早く来るといいな?なんて妄想しちゃいました。

(東京都・36歳女性・会社員)

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是か非か、
白か黒かの
マニュアル脳は、
最近激増中だね。


安倍カルトのネトウヨがその典型で、
気に入らない奴はすべて在日!
在日は諸悪の根源!
ってな調子だからね。



次回は
「ネットと排外主義を考察しよう」
と題して開催する。


安倍ちゃんなら何でも「いいね!」、
民主党なら罵詈雑言、
小林よしのりにはストーカー、
そんなネトウヨをみんなで解剖しよう!


第35回ゴー宣道場
『体罰って何だろう』
の動画は明日・20日
正午頃から順次
配信開始の予定です!