小林よしのり

マッサンは自虐史観

小林よしのり

2014年 12月 25日


「マッサン」でウイスキーをブレンドで作る話は面白かった。

 

しかしあの時代に西洋では男女平等で、日本は男尊女卑で、

西洋よりはるかに遅れていたと描くのは行き過ぎた自虐史観だ。

西洋でも男尊女卑だったのは当たり前だ。

 

それでいて、主人公が夢見る坊やみたいに非現実的で、

白人妻が夫に母親のように接する様子が、あまりにも日本的

な男女観なのだから笑ってしまう。

 

このドラマの長所は、ウイスキーが飲みたくなるというのが、

一番大きい。

ウイスキーにもっとこだわらなきゃな。