小林よしのり

宮沢内閣、自民党の責任は問わないのか?

小林よしのり

2014年 10月 3日


産経新聞も、秦郁彦が済州島で調査した結果を報道した1年以上

あとの1993年に、吉田清治を持ち上げる「終わらぬ謝罪行脚

という記事を出していたというトッキーのブログは可笑しかったな。

産経はこの記事を訂正・謝罪してないんだもんなあ。

 

読売新聞は「新しい歴史教科書をつくる会」の立ち上げ記者会見を

記事にしなかった唯一の新聞だからな。

 

産経も読売も、新聞の購読者を奪うという商魂で朝日新聞を批判

してるし、週刊誌もネタだからな。

朝日のエリート意識の驕りに、長年、劣等感を持ち続けた

他のメディアが復讐してるんだろうな。

 

そもそも新聞の誤報、週刊誌の誤報、ネットの誤報、片山さつきの

ツイッターの誤報、世の中、誤報だらけなんだから、情報を丸ごと

信じて何年も過ぎていくという人物は頭がどうかしてるよ。

普通、どこかで「あれは誤報だったのか」と気付くだろう。

実際に「吉田清治は信憑性ゼロ」というのは、テレビでも堂々と

言える状態になってたし、わしも「TVタックル」で言ったら、

そのまま放送されていたしな。

 

「朝日新聞が国益を損ねた」って言うが、宮沢内閣がいきなり

沸騰した韓国の世論に怯えて、河野談話を出したんじゃないか!

新聞は第一権力と皮肉で言われてたが、やはり暴力装置を持つ

政権が第一権力だろう。

宮沢内閣の責任を問うと、自民党がヤバイから、責任を全部、

朝日新聞に負わせようとしてるな。