小林よしのり

「花燃ゆ」を安倍首相はどう見ているのか?

小林よしのり

2015年 4月 14日


久しぶりに7時間寝た。

今日もあえて奴隷の平和を甘受しよう。

家入レオのアルバム「a boy」を聴きながら仕事を開始。

「チョコレート」で何度もリピートしている。

 

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の視聴率が一ケタ台になった

そうで、全然人気がないようだ。

NHKが安倍首相のご機嫌取りで始めた番組だが、

国民はそっぽを向いてしまった。

では自称保守&ネトウヨは見ているのだろうか?

見てもわかるはずない。

 

幕末は「尊皇攘夷」だ。

夷(えびす=アメリカ)についていけば100年安泰と

妄信して、集団的自衛権の法制化に大賛成している

奴隷保守の連中が、吉田松陰や松下村塾を理解できる

はずがない。

現代に吉田松陰が生きていたら、まさに安倍首相を

暗殺する計画を立てかもしれない。

 

安倍首相以下、自称保守どもが口にする「テロは卑怯」、

「対テロ戦争」のかけ声は、もはや国民全般に浸透して

しまっているから、吉田松陰が獄中から執拗に弟子たちに

テロ決起を促す展開を見たら、視聴者は完全に引いて

しまうだろう。

 

わしはこの展開が面白いと思うが、安倍首相は何を考えて

これを見ているのだろう?

まったく不思議である。