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小林よしのり

たった二日間の風邪ってあるか？

小林よしのり

日々の出来事
2015年 3月 3日


不思議な風邪をひいた。

一日目に突然くしゃみが何度も出て、透明の水っぱなが

ダラダラ流れて仕事の邪魔をする。

夜は鼻が詰まってなかなか眠れず、明け方ごろやっと眠れた。

二日目になると熱が出るのかなと思ってたら、全然熱は出ず、

鼻水も止まっている。

ただ気力がわかず、夕方二時間ほど寝て、仕事をし続けるが、

さっぱり冴えない。

だが夜はぐっすり眠れた。

三日目、今日だが、もう治ってる。

気力も復活して来た。

結局、風邪ひいた期間は、たった二日間。

こんなことってあるのか？

果たして風邪だったのか？

わしはついに花粉症になったのかと思ったが、それも違う

ようだ。

わしは風邪ひいても、熱も出ず、たった二日で治る超人に

なったのだろうか？

わからん。

医者がいたら教えてほしい。

たった二日間の風邪ってあるのか？

小林よしのり

漫画家

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」（光文社）にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」（扶桑社）にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」（幻冬舎）にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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