小林よしのり

「リベラル」と「サヨク」は違う

小林よしのり

マスコミ・報道
2015年12月21日 02:52

朝日新聞がいかにも「サヨク」臭の漂う天声人語を書いている。

一言でいえば、「立憲主義」という言葉の悪用だ。

 

これはシールズもやっている手口なのだが、「立憲主義」と

言いつつ、実は9条護憲主義」なのだ。

誤魔化しが酷い。

 

天声人語はこう主張している。

「右か左かでなく、保守か革新かでもない。立憲か非立憲か」

と迫るのだ。

だが、この言い方には嘘が隠されている。

本音は「9条護憲」なのだ。

 

わしは安保法制に反対した。

「立憲主義」は実際に大事であり、近代憲法に何らかの価値を

見いだす限り、守らなければならないからだ。

安倍政権が、憲法改正が遠のく国民無視の愚劣な手法をとって

いるから、わしは反対したのである。

 

そもそも自民党は「立憲主義」を知らないようで、彼らが作った

第二次憲法草案は「立憲主義」に適っていない。

彼らに「立憲主義」を勉強しろという警告を与える意味でも、

安保法制反対の立場をとったが、だからといって、「サヨク」の

9条護憲主義」は支持しない!

 

安保法制が成立した以上、後ろ向きに走ってもしょうがない。

前向きに走るなら、憲法改正して、侵略戦争に歯止めをかける

しかない。

米国追従で侵略戦争に加担する体制を転換するしかない。

それこそ「戦後レジームからの脱却」なのだ。

 

本来それは自民党や保守勢力がやるべきなのだが、残念ながら

彼らは劣化して「従米保守」になってしまった。

ならば真の憲法改正はリベラル勢力が挑戦するべき仕事である。

「サヨク」ではダメだ。

 

最近「サヨク」が「リベラル」を偽装しているので、それは

見破らなければならない。

「リベラル」と「サヨク」を仕分けせよ!

9条護憲主義」は「サヨク」である!!