小林よしのり

天皇の議論をタブー視するな!

小林よしのり

日々の出来事
2017年 1月 27日


天皇に関する議論をタブー視するのは間違いだ。

安倍政権は天皇退位に関する議論は「政争の具にするな」

「静かな環境で」とばかり言っている。

 

産経新聞は安倍ポチなので、オウム返しに「政争の具に

するな」を繰り返してオープンな議論を封じようとする。

 

オープンな議論を一番恐がっているのは男系固執派である。

「国民の天皇」にしたくないのだ。

 

産経新聞は、細野豪志議員の昨日の質問を異様に恐がって、

「静かな環境」から遠ざかりつつあると嘆いている。

真正アホである。

 

安倍政権の全体主義が浸透している自民党の中で、ひとり、

石破茂氏だけが「一部の人間でクローズで議論することが

『静かな議論』だとは思わない」と苦言を呈している。

 

静かな議論とは天皇をタブー視することか?

それは戦前回帰で危険な兆候である。

 

もっと自由に、オープンに議論してよろしい!

議論を委縮させてしか存続しえない天皇制ではない!