小林よしのり

コロナ禍は終わらない

小林よしのり

日々の出来事
2020年 10月 8日

この新型コロナ禍は、来年11月まで終わらない。
ワクチンが浸透したらようやく終わるというアメリカの
大学の論文が出ている。
さらにそこからコロナ前の状態に戻るには2年を
要するという。

英国の大型映画チェーンが「007」の公開が延期
されたため、今後も収益が見込めないということで、
倒産し、4万人以上がリストラされるという。
ハリウッド大作は、来年どころか再来年まで公開が
延期されている。

新コロ禍は今後もずっと続くのだ。
日本ではオリンピックがあるからと思うかもしれないが、
日本人はグローバリズム脳だから、アメリカで感染が
増えれば、2週間後は日本もそうなると恐れる。

コロナ禍が終わらなければ、何も始まらない。
コロナへの恐怖は「本能」に根ざすものだから、
一番の関心はどうしてもコロナになってしまう。
玉川徹の臆病で滑稽な姿が、そのまま国民感情に
投影されているのだ。

日本における新コロの弱毒性の事実に気付いた者
たちは、もっと騒がなきゃならない。
コロナ脳信者に無視されるレベルだから「委縮世界」
が終わらないのだ。
日本人は先祖から与えられた免疫系の強靭さを
まったく活かせなかった。
罰当たりである。

街の中からマスクをしない者が半分以上になるまで、
コロナ禍は終わらない。
自由がなくても延命できればいいという畜群の方が
多いのだから。