小林よしのり

漫画家という肩書きは権威主義を炙り出す

小林よしのり

日々の出来事
2020年 12月 23日

いよいよ『戦争論』のときと同じ状況になってきた。
『コロナ論2』に対して、根拠を示さずに、「レッテル貼り」
のみで潰そうという作戦だ。

わしの意見がどんどん浸透しそうだと不安を感じるが、
科学的・合理的な理論で批判することができない、
それをやったら小林よしのりに負けると、本能が叫ぶ
のだろう。
そういう危機感を感じる局面まで来ると必ず、奴らの
作戦は「レッテル貼り」だ!
毎回、使われる手段だ。

もともと「漫画」に対する侮蔑感情があるから、
「権威主義」で「漫画家なんぞ」という感覚が浮上してくる。
「専門家じゃないくせに」というのも同じやり方だ。

わしはこうなると思っていたから、『ゴーマニズム宣言』の
最初から「権威主義」を批判して来た。
そして肩書きは「漫画家」一本でやってきた。

東浩紀は「小林よしのりは思想家だと思っている」と言っ
たが、「思想家」という肩書きをわしは使わない。
内心、思想をやっていると思っているが、「思想家」も
権威主義の肩書きになる。

そもそも「漫画家」という肩書きは、相手の「権威主義」や
「偽善」を炙り出す絶大な効果があるのだ。
今の時代に評価されなくても、後世に誰かが評価して
くれればいい。
わしは畜群には絶対ならない!