笹幸恵

InDesignスペースキー問題。

笹幸恵

日々の出来事
2023年 11月 4日
スマホもパソコンも自分で設定すらできない
機械音痴のアナログ人間ですが、
AdobeのInDesignだけは
制作物を作るのにせっせと使っている。
昔ながらの、手書きで印刷所に入稿していた
編集者時代の感覚が思い起こされて楽しい。
手書きの指定がマウスに変わっただけだし、
一方で画像のさまざま調整がクリック一つで済むので、
じつに便利だ(機能の半分も使いこなせていないが)。
けど、1年前から改行問題に苦しんでいる。

改行したらひとマス空ける、これ日本語の文章の鉄則。
ブログやメールはもとより紙媒体ですらも横書きが増え、
改行してもひとマス空けるなんて
ほとんど誰も気に留めなくなった。
けど、私はタテ書き、改行ひとマス空きを断固死守!
(だんこ、と打ったら「弾庫」と変換された)

これは日本古来から続く伝統だぁぁぁ!!!


が、InDesignでは、あるときから「ひとマス空き」が
できなくなった。
スペースキーを打つと、フォントが変わる現象が
起きている。

たとえばこんな具合。

「草枕」の一文を入れてみる。

プロパティの文字はとりあえずゴシックに指定。


改行したら、ひとマス空けたい。
が、文頭にカーソルを合わせて
スペースキーを打つと・・・。

プロパティはこんな感じ。

游明朝ミディアム14Qは
段落スタイルの「基本段落」である。


要するに、スペースキーを打つと
基本段落の文字設定に
自動的になってしまうのだ。
いろいろと背後でいじっているうちに、
スペースキーをそのような意図で使うよう
設定してしまったのかもしれない。
何の記憶もないのだけど。

調べてもわからず、この1年間、
ひとマス空きの場合にはわざわざ「スペース」と
入力して、変換させて使っている。
ちっとも便利じゃない!!!

いつか、InDesignに詳しい人(主に大須賀さん)が
解決策を見出してくれると思っている。
(お手すきのときにご教示ください)