小林よしのり

新聞をとる意味は何か?

小林よしのり

日々の出来事
2024年 4月 3日

新聞広告がもう老化、劣化の極致に達している。

今朝の新聞を開くと、保険、高麗人参、コンドロイチン、
お墓、ブルーベリー目のサプリ、チンするだけ弁当、
補聴器、白髪染め・・・と老人用製品の広告ばかり!
ものすごい老化だ。

論説は左翼の反天皇・反戦意見しか載ってないし、
事件関係はネットニュースレベルで読む気もしない。

結局わしが一番時間をかけて見るのは、テレビ欄だけ
なのである。

新聞はもう老人しか読んでいないのだ。
といっても、わしにとっても、新聞は記事から広告まで、
老いぼれすぎて読む気がしない。

老化は結局、劣化だ。
新聞は戦後民主主義が腐臭を漂わせながら劣化の一途を
辿るしかない宿命の証しにしか見えない。

新聞はテレビ欄を見るため、そしてアルバイトで学費を
稼ぐ新聞配達の学生のためにとっているだけだ。
他に目的はない。