2023.02.27(月)
岸田首相の、議論を始めるという決断は、無邪気に称賛する。
岸田首相が国会での議論を行なうと表明したことは無条件に喜んでいい。
なぜなら、こんな簡単な議論はないからだ。
男系だの旧宮家系男子の皇籍取得だの、「憲法違反」じゃ話にならない。
「門地による差別」が「憲法14条違反」という判断は覆せない。
どこぞの男系固執主義者が、どんな屁理屈を並べても、「憲法違反」はどうにもならない。
旧宮家案は出口が塞がれている。
岸田首相自身がかつて「男系固執」だったとしても、議論が始まったら、過去の意見は撤回するしかない。
「憲法違反」さえ指摘すれば終了だ。
議論を始めないより、始めた方が圧倒的に良い。