2019.06.29(土)
ケネス・ルオフ氏との対談を終えた
アメリカの歴史家・日本の皇室研究の第一人者であるケネス・ルオフ氏との対談が終わった。
じっくり話し、じっくり応えるという、とことん丁寧な議論、しかも歴史認識や、アジア外交や、昭和天皇の戦争責任に関しては意見を異にしていながら、なおも折り合える点を探し抜こうとする礼節ある議論、お互いの自己欺瞞は許されない鋭い議論、非常に面白く、楽しく、凄い対談だった。
秘書みなぼんの感想では、日本人VSアメリカ人のもっとも誠実な議論だったということだ。
お互いに「勉強になった」と認め合う親密な対談になったし、わしは言葉の壁さえなければ、日本人よりアメリカ人との方が気が合うのかもしれない。
ルオフ氏が日本語を使ってくれたので、とてもありがたかった。
八木秀次が「WiLL」でルオフ氏の批評を書いていたが、「朝日新聞が推すからサヨクでハーフ天皇が狙いだ」みたいな、馬鹿の見本みたいな評価しか出来ていない。
ルオフ氏は、国家は必要であり、国家のために戦った兵士には敬意を払うべきという考えで、和製リベラルとは全く違う。
ルオフ氏は派閥が嫌いで、権威主義が嫌いで、個人主義の人だから、わしを対談相手に指名してくれたのだ。
このルオフ氏を招いて「ゴー宣道場」が出来ないかと考えたが、次にルオフ氏が来日するのが即位礼正殿の儀の前後になる。
したがって10月13日予定だった「ゴー宣道場」を一週間ずらし、10月20日開催に変更しようかと考えている。
確定したら、あらためて発表する。