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2019.04.20(土)

保守には「常識」「不文律」がある

 

関西ゴー宣道場設営隊のHPがガラッと変わっていて、シュウの漫画も面白くて楽しんでしまった。
関西方面の人間の性格なのか、人を楽しませようという意欲に満ちていて素晴らしい。

「ゴー宣道場」のブログは高森氏が一番、しっかり書いてくれている。
特に天皇制に関しては、一気に知識を披露されるより、高森ブログのように、少しづつ教えてくれた方が、いつの間にか身体にしみわたるかもしれない。
一度書いたことを何度でも言ってもらっていい。
数年経ったら、たちまち過去の知識を忘れたり、過去の高森氏やわしの著作を読んでない者が増えている。
また一からやり直しだと、わしも覚悟している。

残念ながら他の師範たちはブログをさぼっている。
だからその分、トッキーは門下生の中から、わしの本の感想などを選んでブログに転載し、にぎやかにしている。
門下生の協力なしに「ゴー宣道場」のHPを活性化することはできないだろう。

『よしりん辻説法』の反響がやたら大きい。
体罰問題はもっと論じることがある。
あれは初心者向けだ。
もっといっぱい読書・勉強してるから、いずれ『ゴー宣』でも、詳細に描くだろう。

レイプ問題で、アタマのオカシイ奴は「検察審査会」を妄信している。
わしに言わせれば、あれは「幻の検察審査会」だ。
本当に開かれたかも分からないし、審査の内容も過程も何ひとつ分からない。

保守ならば「常識」という「不文律」を持っている。
裁判が全てではないし、裁判官が「常識」を持たない人間である可能性もある。
警察の判断も、裁判官の判決も、神の裁きではない。
間違うことはある!
たったそれだけのことも分かっていない者は保守ではない、むしろ左翼である。