2019.01.03(木)
『リベラルvs.力の政治』を読んだ
ニューアル・ファーガソンとファリード・ザカイアの討論をまとめた『リベラルvs.力の政治』という本を読んだ。
ファーガソンは世界最高の知性と称されるハーバード大学教授であり、ザカイアは米国を代表する気鋭のジャーナリストである。
わしはファーガソンの方に共感するが、彼が保守という立場の者でもない。
反グローバリズムであり、リベラリズムの終焉を主張している立場である。
この論争に欠けているのは、中国とは何なのかを洞察する理論であり、保守という視点であり、インター・ナショナリズムの新たな捉え方だろう。
それはわしが主張していることであり、1月22日発売の「SPA!」『ゴーマニズム宣言』のマトリックスの章を読めばあきらかになるはずだ。