新ゴーマニズム宣言(小学館/文庫)第7巻
「ゴーマニズム」とは「傲慢主義」ともいうべき著書の造語。自分の直感と常識をたよりに「傲慢だとわかっているが、それでも敢えて言っておかねばならない」という思いを思想化したもの、それがゴーマニズム宣言である!連載開始当初はエッセイ漫画であったが、次第に社会問題や政治問題に斬り込むようになり、世界初の思想漫画として社会現象を巻き起こす。自主規制問題、部落差別、オウム真理教事件、薬害エイズ問題、従軍慰安婦問題から歴史問題、イラク戦争、天皇論、原発問題…等々、「ゴー宣」のタブーなき挑戦は、現代の思想空間を常に揺るがし続けている。
第7巻(2003年12月発行)
[描き下ろし特別編:ゴーマニズム宣言戦記]新読者のために
第83章. 朝ナマ史上初!大東亜戦争肯定派の勝ち
第84章. 「南京事件」と「ホロコースト」は全く違う
第85章. 小室かつんくのようにプロデュース
第86章. ピュアな携帯関係に期待はしない
第87章. 『戦争論』批判に応えて・情報と人格
第88章. 彼らは戦後民主主義を宗教としてオイル
第89章. 世界にかます予兆
第90章. 今一度『ゴー宣』とは?わしとは?
第91章. 前田vsカレリン―神話・伝説・英雄
第92章. 差別や同情を超えた慈悲の力は革命
第93章. ヒット・メーカーと大衆の関係
[ロングインタビュー]語るゴーマニズム宣言
第94章. 裏付けなしの噂に依拠する朝日新聞の危険
第95章. 戦場の悲惨でなく戦争を語れ
第96章. 『国家と戦争』から 公と私について
あとがき