新ゴーマニズム宣言SPECIAL「台湾論」(小学館/文庫)
李登輝前総統、陳小扁総統との会見他、台湾を徹底的に取材すると、なんと日本が見えた!日本人とは何か?国家とは何か?この問題を解く鍵が日本の遺産を守り継ぐ隣国にあった!―2000年、台湾で国民党による長き一党支配が終わり、独立派政権が誕生した。徹底取材でこの「国生み神話」誕生の瞬間を記した本書は日台でベストセラーに。しかし潜在していたタブーも炙り出すことになり、中国統一派によるバッシングや入境禁止処分などの騒動を巻き起こした衝撃作。
第1巻(2008年11月発行)
[特別収録]台湾はチベットへの道を歩み出したのか?
第1章. 台湾で李登輝氏と会う
第2章. 李登輝前総統の日本への愛
第3章. リーダーの資格、政治家の条件
第4章. 台湾のアイデンティティーとナショナリズム
第5章. 台湾人・血統民族か?国土の歴史か?
第6章. 陳水扁総統に会う
第7章. ハイテク産業と若者の夢
第8章. 台湾の歴史
[特別付録]秘書カナモリの食べたいわん
第9章. 李登輝氏との再会
第10章. 金門島の砲弾包丁精神
第11章. 台南と許文龍
最終章 人々とのふれあい
あとがき 言葉とアイデンティティー
文庫版あとがき