新ゴーマニズム宣言(小学館/文庫)第6巻
「ゴーマニズム」とは「傲慢主義」ともいうべき著書の造語。自分の直感と常識をたよりに「傲慢だとわかっているが、それでも敢えて言っておかねばならない」という思いを思想化したもの、それがゴーマニズム宣言である!連載開始当初はエッセイ漫画であったが、次第に社会問題や政治問題に斬り込むようになり、世界初の思想漫画として社会現象を巻き起こす。自主規制問題、部落差別、オウム真理教事件、薬害エイズ問題、従軍慰安婦問題から歴史問題、イラク戦争、天皇論、原発問題…等々、「ゴー宣」のタブーなき挑戦は、現代の思想空間を常に揺るがし続けている。
第6巻(2003年3月発行)
第65章. やっとビッグバンの正体がわかった
第66章. 反・小林よしのりが増える理由
第67章. 盲導犬の「犬権」を守れ
第68章. 「南京」と「慰安婦」宣伝戦争の現状
第69章. 古代史―国のはじめ・天皇のはじめ
第70章. 自由な校風が子どもの人権?
第71章. ムードぶちこわしのワインブーム
第72章. 国際関係に倫理の視座はない
第73章. 「つくる会」大阪シンポと『戦争論』のこと
第74章. 三浦カズなら勝っていた理由
第75章. モチベーションと表現について
第76章. 『戦争論』の反響
第77章. 愛国心アンケート結果と無自覚なナショナリズム
第78章. 公的な言葉・私的な言葉
第79章. 衝撃の『戦争論』シンポジウム
[特別対談:金美齢vs小林よしのり]「公」に関わって知る「個」の自立
第80章. パブリック・ヨシリンの映画評
第81章. 謝罪外交に「雑音」ここにあり
第82章. また一人国のために戦った者 逝く
あとがき