新ゴーマニズム宣言(小学館/文庫)第4巻
「ゴーマニズム」とは「傲慢主義」ともいうべき著書の造語。自分の直感と常識をたよりに「傲慢だとわかっているが、それでも敢えて言っておかねばならない」という思いを思想化したもの、それがゴーマニズム宣言である!連載開始当初はエッセイ漫画であったが、次第に社会問題や政治問題に斬り込むようになり、世界初の思想漫画として社会現象を巻き起こす。自主規制問題、部落差別、オウム真理教事件、薬害エイズ問題、従軍慰安婦問題から歴史問題、イラク戦争、天皇論、原発問題…等々、「ゴー宣」のタブーなき挑戦は、現代の思想空間を常に揺るがし続けている。
第4巻(2001年8月発行)
第37章. 朝ナマで見た凶暴な善意のファシズム
第38章. サヨク化石脳を常識の海に沈めよ
第39章. 世界一抗議の多い漫画 それがゴー宣
第40章. 柳美里に問う―サイン会って言論か?
[終わりなき暴走を生きる“芥川賞作家”柳美里]
第41章. 誇りなき《自虐したふり》オヤジも死ね
第42章. わしは広義の強制連行による漫奴隷だった!
第43章. 一線を越えた者への処置 日本・アルバイト売春少女編
第44章. 一線を越えた者への処置 ペルー・アルバイトテロ少女編
第45章. 失楽園でなくても心中は出来る
第46章. 植民地・香港は中国のたまごっ地になる
第47章. 新しい歴史教科書に絶対、漫画は載せん
第48章. 酒鬼薔薇に踊らされてるやつら
第49章. 夏のエロスをどう操るか
[特別書き下ろし]従軍慰安婦論争はもう終わっている
[ザ・カリスマンガ]聖人列伝 勝新太郎 豪傑の聖人
あとがき