しんすけ(講談社/短編)
楽暗(たのくら)しんすけ・6歳は、祖母・おすんのいまわの際の言葉「人間しんぼうだで…しんすけのしんは…しんぼうのしん だで…」を胸に刻み、どんなにつらいことがあろうとも、辛抱し、耐え抜こうとする健気な子であった。どんなに目覚まし時計が鳴り響いても耐え抜いて朝寝坊し、さぼり続けていた学校に無理やり連れて行かれるという不幸にも、ひたすら耐え抜く冬の日であった…。大ヒットしたドラマ『おしん』をパロディ化した作品。
講談社「週刊少年マガジンスペシャルNo.5」(1984年1月1日号)
〈収録〉
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