まだ続くのか安倍信仰!? ライジング492配信!
(byよしりん企画・トッキー)
メディアには一切期待できない「真剣」さがここにある!
小林よしのりライジングVol.492
配信です!
今週号のタイトルは
「安倍晋三は“無謬の保守政治家”ではない!」
トップは
泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
自民党・安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティーをめぐる裏金作りの問題では、現職議員の池田佳隆・元文部科学副大臣が逮捕され、安倍派の大野泰正参院議員と谷川弥一衆院議員が立件される見通しだが、肝心の安倍派幹部について東京地検特捜部は「立証が困難」として断念するらしい。
「立証困難」にさせているのは、当時の会長、細田博之前衆院議長と安倍晋三元首相が既に故人であることで、安倍派幹部は裏金の還流を「会長案件だった」ということにして、「死人に口なし」で責任をなすりつけようとしていると思われる。
だがここにきて、その二人のうち安倍元首相は裏金のことを全く知らず、それを知って激怒して取りやめさせたとする「美談」を吹聴する者が現れた。
安倍の生前、安倍ベッタリ記者として知られた元NHKの岩田明子だ。
これだけで信用できない話なのだが、安倍を何が何でも清廉潔白な聖人にしようという執念が作り出したお話を、他のメディアもそのまま垂れ流している。
少しは真剣に報道しろ!!
ゴーマニズム宣言は
「日本のサブカルとメインカルチャー」
先週は、日本で強いのはサブカルだけで、「サブカルしか勝たん!」と書いた。
そして、日本を代表するサブカルが漫画。その漫画の作家である小林よしのりは、かねてから漫画はサブカルであり続けるべきだと主張し、『ゴー宣』で言論・思想の領域に踏み込んでも「漫画家」の立場を通してきた。
しかし、漫画の地位そのものは時代と共に「市民権」を得るようになってきて、漫画学科を置く大学も出始め、いずれメインカルチャーとなっていくのは間違いない流れである。
果たして今、この状況をどう考えるのか?
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【今週のお知らせ】
※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…自民党・安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティーをめぐる裏金作りの問題で、現職議員の池田佳隆・元文部科学副大臣が逮捕され、自民党はぐらぐらだ。
時効にかからない2018年からの5年間で、総額6億円を裏金化していたらしいが、東京地検特捜部は、肝心の安倍派幹部については「立証が困難」とのことで、断念するらしい。
2018年以降に安倍派で派閥を取り仕切ったのは、下村博文、松野博一、西村康稔、高木毅の4人だが「(裏金の還流は)会長案件だった」と説明しているらしい。
当時の会長と言えば、細田博之前衆院議長と安倍晋三元首相だ。2人ともすでに死去している。
ところが、「安倍晋三LOVE」だった人々の、安倍を美談に持ち上げようとする執念はすさまじい。
なかでも、なりふり構わないのが、「安倍晋三に最も食い込んだ記者」と呼ばれた元NHKの岩田明子だ。
※「ゴーマニズム宣言」
…先週は「サブカルしか勝たん!」と題して、日本が世界に対して勝ち抜いていけるものは、サブカルチャーしかないということを書いた。
「メインカルチャー」とは世の中の大多数が認め、楽しんでいる文化のこと。
いわゆる「市民権」を得たとされるジャンルをいう。それに対して「サブカルチャー」とは、世間の一部しか認めておらず、世の多数派、良識派からは白眼視されている文化のことである。
わしは以前から、漫画はサブカルチャーであり続けるべきで、メインカルチャーになるべきではないと唱えてきた。
果たして「漫画」は今も「サブカル」なのか?そしてこれからも「サブカル」であるべきなのか?
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!
裁判と松本人志の姿勢についてどう考えている?
欧米の政府や国王が、過去の奴隷制や植民地政策について「謝罪」していることをどう思う?
自分がキャンセルカルチャーの対象にならないよう対策を検討したりしている?
釈迦の「天上天下唯我独尊」という言葉の意味をどう解釈している?
キャンセルカルチャーに便乗している企業に対する「不買」運動って意味がある?
細川たかし氏の現在の髪型をどう思う?
若者の間で薬物過剰摂取で酩酊状態になる「オーバードーズ」が流行っているのは何故?
生きている間にどうしても行っておきたいコンサートなどはある?
…等々、よしりんの回答や如何に!?
【今週の目次】