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2022.12.25(日)

読者に媚びを売らない。

 

昨日の「オドレら正気か?」終了後、こう書いてきた者がいた。
「今年の振り返りがテーマだったので仕方がないとは思いますが、ベルト歌舞伎の話とか、同じことを話されても、個人的には正直つまらなかったです。」
「あと個人的にはただ騒いでるだけの笑いには、何が面白いのかわかりません。」
「今日の生放送の内容ならば、私は見る必要がないと正直思いました。」

無礼千万! まるでアンチだ!
考慮しておかねばならないのは、今まで熱心な読者だと思っていても、何か自分の感情に歪みが生じれば、あっという間にアンチになるということだ。
わしは読者を大切にするが、一気にアンチになる要素を秘めている読者もいる。
だから読者に媚びを売らない。
自分が喋りたいように喋り、描きたいように描く。

最後の拠点になる読者は、妻であり、秘書みなぼんだ。
読者が手のひら返しても、編集者が理解者じゃなくなっても、最後の判断は妻かみなぼんの意見で決める。
いや、それすら無視して自分を貫くこともあった!
だから今日の小林よしのりがいる。
昨日、生放送が終わって、妻とみなぼんが「今日は面白かったねぇ」と言ったから、「ただ騒いでるだけの笑い」と言った読者の反応は全く信じない。
七十にして己の欲する所に従って矩を超えず

「ただ騒いでるだけの笑い」と評した読者には、「もう感想書いてこなくていいよ。生放送も見なくていい」と返事をした。
わしは優しい。優しすぎるから、この人は本物の読者だと思ったら、異常に優しく対応する。
すると何かのきっかけで、突然、手のひら返してアンチに転向する。
ようするに70歳になっても人を見誤るのだ。
オレオレ詐欺に引っ掛かる老人にも情けをかけねばならない。
人間なんて死ぬまで愚かなんだろう。
(つづく)