コロナ禍はまだまだ終わらない
明日にも緊急事態宣言が解除されるそうだが、しっかり洗脳された人々の「コロナ脳」が解除される日は遠い。
6月は自粛で「抑圧策」を採ったリバウンドがないかを恐る恐る探る日々が続くだろう。
韓国で1人の無症状感染者から4次感染まで続いて、200人ものクラスターが発生した件があったように、日本でも散発的に似たようなことは起こるし、そのたびに羽鳥コロナショーで玉川が騒いで脅すだろう。
街で99%の者はマスクをしていて、マスクをしない者は危険人物あつかいになる日々は変わらない。
7月には休業していた店が通常営業をほとんど開始しているだろうが、「新しい生活様式」とやらが浸透してきて、フルパワーで商売が展開されるわけではない。
映画館も満席を許されないし、「満席に出来ない商売」では、赤字経営にならざるを得ず、経済全般が縮小したままで、倒産が目立ってきて、失業者もどんどん増えていく。
なにしろ外国人が来ないから、ホテルも部屋が埋まることはなく、赤字経営が続く。
さらに危ないのは航空業界で、国際線は動かないから、国内だけで利益を出さねばならぬのに、満席にすることは出来ない。
グローバリズムに依拠して、生産拠点も市場も海外に依存していた大企業も、赤字経営が続いてリストラするしかなくなる。
7月もどっぷりコロナの非日常は続くのだ。
8月になっても、大相撲も甲子園もないのだし、お盆に帰省しようにも、新幹線も満席には出来ないし、自家用車を使う人が増えるので、大渋滞になるだろう。
そこまでして帰省しても高齢者に会うことは危険だし、やっぱりリモート帰省になってしまう家庭も多いだろう。
子供は学習の遅れを取り戻すために、通学する地域が多いだろうし、帰省どころじゃなくなるかもしれない。
そのようにして8月もコロナの非日常は続くのだ。
9月になれば台風の被害で、避難場所が「密」になることを警戒せねばならず、万が一、大地震でも来たら、悲惨の極みになるだろう。
ワクチンが開発されたというニュースばかりが飛び交うが、それが病院に出回ることはまだなく、秋冬のコロナ流行に備えることが大きな課題になり、そろそろ岡田晴恵が再登場し始める。
10月になれば、コロナの第二波が巨大なものになるという風評が飛び交い、来年の東京オリンピックは4年後への延期が決定して、スポーツ界に失望が拡がる。
安倍政権の支持率が10%まで落ち込み、退陣して、総裁選が行なわれることになる。
11月はコロナより先にインフルエンザの流行が始まり、これをコロナと混同した報道が羽鳥コロナショーで展開され、一刻も早く緊急事態宣言を出すべきだという声が再び高まり、世論に屈した新政権がまた国民に自粛を強要することになる。
今年はレコード業界も新曲を発売できず、ヒット曲もなかったので、レコード大賞も紅白歌合戦もない年末を迎えることになる。
暗い暗い一年がこうして過ぎていくことになる。