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2020.04.21(火)

コロナデマ一層!ノーベル級の面白さ?ライジング353配信!

 

(byよしりん企画・トッキー)

最高権威でも、間違いは間違い!

小林よしのりライジングVol.353
配信です!!

今週号のタイトルは
「本庶佑・権威といえども専門外は素人」

小林よしのりライジング
小林よしのりライジングVol.353

2018年のノーベル生理学・医学賞受賞者で、京都大学特別教授の本庶佑氏(78歳)が、自らのホームページにおいて新型コロナウイルス対策に関する「緊急提言」を行った。

ノーベル賞受賞の最高権威が、現状に対して居ても立っても居られずに発表したということで、メディアの注目も非常に高く、「羽鳥慎一モーニングショー」などテレビにも出演。
PCR検査を1日1万人ペースで徹底的に行えというその提言は、同番組の玉川徹や岡田晴恵と全く歩調の合う意見で、番組では「さすがノーベル賞受賞者!」と絶賛の嵐だった。

しかし、残念ながら、どうしても見えてしまうのだ。
言ってることが、穴だらけ、矛盾だらけ、破綻だらけ!!

たとえ権威のある人でも、言わねばならない時がある。
「王様は裸だ!」


泉美木蘭のトンデモ見聞録
「PCR信者に知らせたい“CT大国”日本の肺炎診療」

その本庶佑氏も爆推ししていた「PCR検査」。
日本はPCR検査が少なすぎる!
韓国では徹底的にやっている!
アメリカでもどんどん増やしている!
なぜ日本は増やさないのか?
厚労省の陰謀か!?
…等々、いろんな人が口々に言っているのだが、日本でPCR検査が少ないのは、ちゃんと理由がある。

それは、日本の医療が進んでいるからだ!

いつまでも、どんな時でも「海外では」「海外では」の「海外出羽守」はもういい加減にやめよう!

 


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【今週のお知らせ】

「ゴーマニズム宣言」
…2018年にノーベル生理学・医学賞を受賞した、医学者で京都大学特別教授の本庶佑氏が4月6日、「京都大学大学院医学研究科 免疫ゲノム医学」のホームページで新型コロナウイルス対策についての「緊急提言」を行った。
メディアもこれに注目し、本庶氏はワイドショーに生出演してこの「緊急提言」について語り、現状に対する警告を発した。
ところが、言っていることがどうにもシッチャカメッチャカで、たちまち当ライジングのコメント欄でもツッコミを入れられる有様となってしまった。
ノーベル賞をもらった人が正しいことを言うとは限らない。
形骸化した権威に、誰も「王様は裸だ」と言えないのは、恐ろしいことである!

泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…日本感染症学会と日本感染環境学会は、医療現場の混乱を回避するために、軽症の患者に対しては基本的にPCR検査を推奨しないこと、重症患者の治療に特化することを提言した。
日本は国内外から「PCR検査数が少なすぎる!」と言われ続けてきたが、実は「PCR検査が足りていない」のではなく、「日本はまず初めにCTで診断しているから、むやみやたらとPCR検査をせずに済んでいた」というのが正しいのだ。
今回は「日本型コロナ診療」の強みの一つである「CT検査」について注目してみよう!

※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」
日本国憲法に緊急事態条項はないけれど、今回の非常事態宣言とは別問題なの?
さいたまスーパーアリーナで興行されたK1について感染者は出なかった?それとも隠ぺいしてる?
専門家が悲観的なのは、常に最悪の事態を考慮しているからでは?
日本は今回のコロナ騒動でグローバリズムから脱却できる?
東野圭吾氏が著作を電子書籍で配信することにした件をどう思う?
…等々、よしりんの回答や如何に!?

 

【今週の目次】

1. ゴーマニズム宣言・第369回
 「本庶佑・権威といえども専門外は素人」
2. しゃべらせてクリ!・第310回
 「ぽっくん完全活動自粛!泣かれても布団から出ましぇん!の巻〈前編〉」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第163回
 「PCR信者に知らせたい“CT大国”日本の肺炎診療」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記