2020.04.06(月)
コロナのない管理社会を望む人々
誰もが緊急事態宣言を待ち望んでいる。
右派から左派まで、自ら自由を捨てたがっている。
誰もが拘束具をつけてほしいと訴えている。
「私を縛ってくれ!」「自由を奪ってくれ!」
「私は国家に縛られ一歩も外に出たくない」
「なのに他人は外に出ている」
「許せない。他人の自由も奪ってくれ!」
「管理だ!国家による国民の管理が必要なんだ!」
「韓国が羨ましい。アメリカが羨ましい。中国が羨ましい。縛ってくれるから!」
「そこいらの店が潰れたって、風俗店が潰れて保障も受けられなくたって、それが何だと言うのだ?」
「そんな弱者は知ったこっちゃない!」
「ほとんどの者は貯金があるのだから、命が大事なのだ」
「強権発動が遅すぎる」「人権制限が遅すぎる」
「緊急事態制限を出してくれ――――――――!」
マゾばっかりだ。リスクのない自由なんてない。
「コロナのない管理社会」と「コロナもある自由社会」なら、わしは「コロナもある自由社会」を選ぶ。
だってコロナってインフルエンザより小物だから。
こういう意見は今の日本では異端すぎて無視される。