小説幻冬3月号・おぼっちゃまくん&ダブル小林「マンガ愛」対談は必読!
(byよしりん企画・トッキー)
『新・おぼっちゃまくん』本日発売!
そして、「小説幻冬(3月号)」も、本日発売です!
連載の『おぼっちゃまくん』、今月号は、第11話
『裏切りのブルース(後編の上)』
前・中・後編で完結するはずが、物語がどんどん膨らんで、今回は「後編の上」!
生徒会長選挙で友だちに裏切られ、失意の中に失踪した茶魔。
だが、茶魔はただ姿を消したわけではなかった。
10倍返しを誓って向かった先は、「裏切りの里」!
茶魔はそこで「裏切りの修業」を開始する!
奇想天外、予測不可能、奇人変人キャラ続々登場の破壊的ギャグ大作。
その行き着く先は…まだ全くわからない!
さらに今月号には、『新・おぼっちゃまくん』発売記念、
小林よしのり・ブルボン小林
『ダブル小林「マンガ愛」対談』が掲載されています!
週刊文春で10年間漫画評「マンガホニャララ」を連載したコラムニストにして芥川賞作家・長嶋有でもあるブルボン小林氏との異色対談!
ただし「異色」と思うのは最初だけで、話すうちにお互いの「漫画愛」がスイングして、実に楽しい対談になっています。
私が特に嬉しかったのは、ブルボン氏のこの発言!
「僕が強調したいのは、今回の『おぼっちゃまくん』は決してリバイバルじゃない、ということです。作品にもともと備わっていた批評性が、仕込まれていた時限爆弾みたいにいま炸裂している」
もちろん往年のファンも楽しめるけれども、同時に完全にいまの時代の作品になっている!
おそらく、いまの子供が読んでも楽しめるはずです!
ブルボン氏の、なぜ小林よしのりはいまこれが描けるのかという分析には感服。
そして、最後に語っている、「漫画のカッコ良さ」には、漫画のスタッフとしては感涙モノです。
この対談を読んでから『新・おぼっちゃまくん』を読んだら、きっとその魅力が何倍にも増幅して感じられること間違いなし!!