2018.06.14(木)
マット・デイモンの受難
マット・デイモンが「オーシャンズ8」のカメオ出演シーンを全部カットされたという。
原因はマット・デイモンが「#MeToo」運動に対して、「(レイプから接触まで)セクシャルハラスメントには幅がある」と主張したからである。
これは、わしの「セクハラにはグラデーションがある」という主張と全く同じである。
マット・デイモンは、「#MeToo」運動の「声をあげていく」という趣旨には賛同を示しつつ、「あらゆる行為を、ひとくくりにすべきではない」と言っている。
これも、わしの主張と全く同じだ。
ところがアメリカでは、マットの発言に対してアリッサ・ミラノら女優たちが反発。
一般女性たちからも、「被害に遭った女性たちは誰もが傷ついている」といった反論が続出。
マットは「しばらく口を閉じることにするよ」と謝罪する羽目になったらしい。
ところがそれでもマットへの反感は収まらず、「オーシャンズ8」の出演シーンカットを求める運動が活発化し、これに映画会社の方が屈服することになったのである。
日本では、わしが何度、マット・デイモンと同じことを主張しても、ヒステリックな抗議が来ないし、漫画を描けなくなることはない。
ただしそれは小林よしのりが強力すぎて、触れられない存在になっているからかもしれない。
左翼・フェミニズムは文化を滅ぼす。
今は全マスコミがこれを煽っても、庶民レベルには浸透してはいない。
大衆化した者だけが左翼イデオロギーに染まっていく。
左翼・フェミニズムは表現の自由を奪い、文化を滅ぼす。
警戒せよ、日本人!