2017.03.05(日)
安倍首相の関与は明らかである
森友学園の国有地不正取得の疑獄事件は、わしは安倍首相自らが関与したからこそ、起こったものと見ている。
安倍昭恵の森友学園での講演動画でも、籠池理事長が安倍首相に電話したり、直接会ったりしたことを告白している。
平成27年9月3日には、安倍首相は、財務省の岡本薫明官房長と、森友学園が土地取得時に、財務省理財局長だった迫田英典国税局長官とで会談している。
その翌日9月4日、10時から12時まで、大阪の近畿財務局9階会議室で、森友学園の小学校建設工事を請け負った設計会社所長と建設会社所長が、近畿財務局の池田統括管理官、大阪航空局検査官と会合を行なっている。
そして同日、安倍首相は、安保法制の審議が紛糾している真っ最中に、国会をさぼって急きょ大阪に飛び、読売テレビに出演しているが、テレビ出演はアリバイ作りだろう。
読売テレビと近畿財務局は、車で10分の距離らしい。
大阪入りの本当の目的はこっちだ。
さらに同日、国土交通省で、森友学園が創設予定している小学校の校舎・体育館が選出され、6200万円の補助金交付が決定した。
そして翌日9月5日に、安倍昭恵が大阪に飛び、森友学園が創設する小学校の名誉校長就任の挨拶をしている。
この3日間は安倍首相の関与「口利き」が決定的になった疑惑の日々だ。
安倍政権はこれを隠蔽するためにあらゆる手段を取るだろうが、何としても籠池理事長や迫田英典、そして安倍昭恵の参考人招致をするべきである。
それを封じようとするなら、検察が動くしかあるまい。