2014.05.10(土)
櫻井よしこは皇統問題を一切真面目に考えてない!
(byよしりん企画・トッキー)
現在発売中の『文藝春秋(6月号)』に、
上杉隆氏による「保守」論客8人への
連続インタビューが載っていて、
よしりん先生も登場しています!
「保守とは何か」という話から話題は多岐に及んでいますが、
タイトルに付けられたのは
「愛子さまは素晴らしい女帝になる」
ぜひご覧ください!
一方、男系固執・男尊女卑女の櫻井よしこも登場するのですが、
その中で、皇統問題に関して櫻井は例によって
「旧宮家復帰」を唱えています。
未だに「旧宮家復帰」という間違った言葉を使っています。
正しくは「旧宮家系国民男子」です。
70年前に皇籍離脱した旧宮家の子孫を、
「『明日から皇族です』と言われても、
国民から理解を得られるんでしょうか」
と、上杉氏が質問するのですが、すると櫻井は、
信じられないことを言いました。
「でも、長い歴史からみたら、戦後たったの七十年ですよ。
かつては、必要な血筋の方を天皇に据えるべく、
六百年を遡ったこともある」
ないないないないないない!!!!!!
600年遡ったことなんかない!!!!!
現在言われる「旧宮家系」は今上陛下から
600年血筋が離れており、そこまで遡ったことなどない
とよしりん先生など女系公認論が主張しているのを、
櫻井は何をどう思ったのか、600年遡ったことがあると
勘違いしているのです!!!!!!!
今まで血筋の最も離れた天皇は継体天皇で、
応神天皇の5世子孫。
しかし櫻井が想定する「旧宮家」系は、
今上陛下と20数世代も離れています。
そんな例はないのです!!!
しかも皇籍離脱の「70年」と、血筋が離れた「600年」という
次元の違う数字をごっちゃにしてるし…
一度皇籍を離れて復帰した例の最長期間は「3年」であり、
70年なんてありえないし…
しかも皇籍離脱した本人が復帰するのではなく、
まったくの一般国民として生れ育った子孫を
皇族にしようなんて話はまったくの論外だし…
とにかく、信じられない間違いだらけ!!
こんなバカな間違いを平気ですることで、明白です。
櫻井よしこは、皇統のことなんか、
一切真面目に考えてもいないのです!!!