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2025.08.13(水)

お盆期間でも、諸事情あっても休みません! ライジング546配信!!

 

(byよしりん企画・トッキー)

心配ご無用、今週もお届けします!

小林よしのりライジングVol.546
配信です!

今週号のタイトルは
「神谷代表は陰謀論に嵌るポチだった」


小林よしのりライジングVol.546

今回の参院選で躍進を遂げた参政党。
よしりん先生は自民党に巣くっていた支持層が、安倍晋三の死後に参政党、国民民主党や日本保守党などに「トリクルダウン」して「ネト極右」政党が伸長しているとして批判していたが、参政党の神谷代表についてはやや期待も持っているというような発言もしていた。

それは、神谷氏が『新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論』に影響を受けたと公言しており、「大東亜戦争」という言葉を普通に使っていたからだった。
他にも皇位継承について党の方針は「男系男子」だが、自身の考えとしては女性天皇認めるといい、テレビ番組で竹田恒泰に攻め立てられても全く引かなかったということもあった。

ところがここ数日で、神谷氏に対する期待感はほとんど消え失せたという。
それは、神谷氏の発言を追っていくと氏が「陰謀論に嵌るポチ」だったことがわかったからだという。
その問題の神谷氏の発言とは?


泉美木蘭のトンデモ見聞録は、久々の再開!
「幻の“弘文天皇”と、消された壬申の乱」

大好評・持統天皇列伝は、最初のクライマックスである日本史上最大の内戦「壬申の乱」を先週書き終えたところで、今週はちょっと小休止。
小休止といっても、皇統論議にも関わる重要なトピックスを提供します!

壬申の乱に敗れた大友皇子は、天皇に即位した事実は全く無かったにも関わらず、壬申の乱から1000年以上も経った明治に入ってから突然「弘文天皇」の名を追号され、大正15年に制定された皇統譜にも加えられている。
しかも明治から終戦までの歴史教育では、「壬申の乱」そのものが消されていた!

現在いわれる「天皇126代」には、即位した事実のない「弘文天皇」が入っている一方、実際には天皇だったと言われていた「神功皇后」が消されている。

なぜそんなことが起きたのか?
キーパーソンはなんと、「水戸黄門」だった!!


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【今週のお知らせ】

「ゴーマニズム宣言」
…今回の参院選で躍進した参政党の代表・神谷宗幣はわしの『戦争論』に影響を受けたと公言していたらしく、それについてサヨクがギャーギャー騒いでいるようだ。
わしは『戦争論』に影響を受けたと公言できる人には、それだけで好感を持ってしまう。
しかも神谷は「大東亜戦争」という言葉を普通に使っている。
「大東亜戦争」と言えるかどうかも、重要なリトマス試験紙なのだ。
しかし、ここ数日、神谷代表の選挙演説や国会質疑の動画を見て、どっちらけてしまった。
その理由とは?

泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…壬申の乱を書いていくうちに、いつの間にか私の机には、20冊以上の関連書が開きっぱなしで積み上がっていった。
書いては読みなおし、また書いては読みなおし……。
結局、調べたことのほとんどは、「さらら」から話がそれ過ぎるので書いていないのだが、おかげで浮かんだ疑問を調べていくうち、同じような疑問を抱いた人々が、長年さまざま議論をしていることを知り、「日本書紀」の記述をそのまま信じる学者はいないんだということがよくわかった。
即位した事実はないにも拘らず、突如として登場した「弘文天皇」、そして消されていった「壬申の乱」……背景には何があるのか?

 

【今週の目次】

1. ゴーマニズム宣言・第574回
 「女性天皇論から建国論へ」
2. しゃべらせてクリ!・第500回
 「光の茶魔と影の茶魔! 背中合わせの対決ぶぁい!の巻【後編】」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第369回
 「持統天皇烈伝〈12〉勝者たちの夜明け」
4. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
5. 編集後記