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2024.07.16(火)

民主主義とナショナリズムを問い直そう!ライジング506配信!

 

(byよしりん企画・トッキー)

noteにお引越し第2号、ご購読よろしくお願いします!

小林よしのりライジングVol.506
配信です!

今週号のタイトルは
「都知事選は民主主義の〈劣化〉の極みだった!」


小林よしのりライジングVol.506

バカ騒ぎするだけして、終わったらたちまち忘れ去るという毎度のパターンになるのは目に見えているけれども、それで済ませちゃいけない!
しっかり総括はしておこう!
先週・7月7日に投開票が行われた東京都知事選挙は、ひたすら民主主義の劣化を見せつけるものでしかなかった!

民主主義を妄信する人は、「これを劣化とは思わない」だの、「これも今の時代の民主主義の形だ」だのと分かったようなことを言いたがるが、それはそもそも「民主主義」とはどういうものなのかを知らず、比べるものがないものだから、ただ目の前の現状を追認しているだけなのだ。

本来の民主主義というものを知っていて、それと今の有様を比べることが出来れば、これが「劣化」以外の何物でもないことは一目瞭然となる!

劣化は劣化だ! 現実を認めろ!
そうしないと、何ごとも改善しない。劣化がさらに続くだけだ!!


泉美木蘭のトンデモ見聞録
「国歌の歴史~日本・イギリス・フランス編」

パリオリンピック開会間近!
今度の大会では、何回『君が代』を聴くことが出来るだろうか?
…ということで、今回は「国歌」について考える!

『君が代』は明治政府が国家に制定したものだが、その原歌は『古今和歌集』にあり、様々な形で1000年にわたって庶民によって歌い継がれてきた歌である。
こんなに古い歌詞を今も歌っている国は他にない。

オリンピックなどで他国の国歌を聞くと、勇ましい曲調のものばかりで、その点でも『君が代』の特異さを再認識したりもするのだが、その歌詞についてまで知る機会はほとんどない。
だが調べてみると、国歌はその国家のアイデンティティを体現しているということがよくわかる。

というわけで、今回はイギリスとフランスの国歌の歌詞と、その成立の歴史をひも解いてみよう!

 


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【今週のお知らせ】

「ゴーマニズム宣言」
…先日の東京都知事選は、民主主義の劣化を見せつけるものでしかなかった。
昔から選挙のたびに、奇妙奇天烈な主張をする「泡沫候補」と言われる人たちは出てきたが、それは「お笑い」で済ませられるものだった。
ところが今回、特に「N党」とかいう奴らは、最初から選挙戦そのものを完全に茶化しまくって、ぶち壊してやろうという悪意に満ち溢れていた。
どんなバカが出てこようとも、それ自体も民主主義の結果であるのだから、これを「劣化」と呼んではいけないとかいう、一見ものわかりのよさそうな意見もあるが、これは、そもそも民主主義の根本を理解していないから出てくる物言いである!

泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…7月26日からパリでオリンピックがはじまる。
表彰式では金メダルをとった選手の国の国歌が演奏されるが、そもそも「国歌」の源流は、16~17世紀のヨーロッパの国々で、王室のために献呈された楽曲にさかのぼる。
多くは、賛美歌や行進曲だった。20世紀になって、スポーツの国際試合などで他国の国歌を聴く機会は増えたが、メロディに覚えがあっても、歌詞の意味まで知るものはほとんどない。
だが調べてみると、国歌はその国家のアイデンティティを体現しているということがよくわかる。
今回は日本・イギリス・フランスの国家を比べながら、どんなアイデンティティが読み取れるのか見てみよう。

よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」
宇野常寛氏が言っていた「21世紀のミュンヘン一揆」はもう目の前?
皇族方をモノ扱いしている人でなし男系派を抱きしめることなどできる?
ギャグ漫画には、無秩序で破天荒で常識の吹っ飛んだ発想が必要?
よしりん先生にとって「初恋」はどんなものだった?
…等々、よしりんの回答や如何に!?

 

【今週の目次】

1. ゴーマニズム宣言・第535号
 「都知事選は民主主義の〈劣化〉の極みだった!」
2. しゃべらせてクリ!・第461回
 「ドーベルマンたち、不審人物を蹴散らしなしゃーい!の巻【後編】」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第329回
 「国歌の歴史~日本・イギリス・フランス編」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記