YOSHINORI KOBAYASHI OFFICIAL SITE | 小林よしのり公式サイト

小林よしのりオフィシャルwebサイト

PROFILE LINK CONTACT
2024.02.20(火)

今週は超豪華三本立て!ライジング495配信!

 

(byよしりん企画・トッキー)

被害者全体主義とは断固戦う!

小林よしのりライジングVol.495
配信です!

今週号のタイトルは
「被害者側に立たない言論は許されないのか?」


小林よしのりライジングVol.495

トップは
『ゴーマニズム宣言』

日本の言論空間は、あっという間に全体主義化する。
今では、週刊誌がスキャンダル記事を書き立てた者に対しては、たちまち日本国中が非難するのが当たり前ということになっていて、その人物はあっという間に社会からキャンセル(排除)されてしまう。
ジャニー喜多川に対しては生きてきた「痕跡」まで消し去れとする「キャンセルカルチャー」の暴挙が展開されたが、これに続いて現在、標的とされているのが松本人志や伊東純也だ。

しかし、週刊誌報道だけで彼らを抹殺していいのか!?
…という、たったこれだけのことすら言えない、言っても取り上げてもらえない空気が出来上がってしまっている。なんと、小林よしのりの言論でさえ封じられかねない状況になっているのだ!
しかし、よしりんは言う。徹底的に戦うと!!


そして今週は
笹幸恵さんの特別寄稿掲載!題して
「縄文人のトライ&エラー? ~〈下手な土器〉をめぐって~」

縄文時代にハマりまくっている笹さん、前回Vol.491の「あれも女、これも女。縄文時代にみる『女性崇拝』」に続き、今回も文字のない時代の人々の暮らしに想像の翼を広げる!

縄文土器といえば、岡本太郎が「発見」した芸術性の高い緻密な土器がまず思い浮かぶ。そのクオリティの高さには、ひたすら感嘆するばかりだ。
しかし、その一方で、資料館などでは面白い企画展示に出会うことがある。
そのひとつが、「下手な土器」。
考えてみれば当然だが、縄文人の全てが名工だったわけがない。下手な土器だってあるわけだ。
しかし、それがなぜ良好な状態で現存していたのか? そこで想像を広げてみると…


泉美木蘭のトンデモ見聞録
「YouTubeと亡霊から生まれたネトウヨ」

いまやネットさえあればテレビは要らないという人も珍しくはないが、そうはいってもネットメディアはテレビに変わる「マス」メディアとはなっていないのも事実。
とはいえ、小さなメディアであるからこそ、その中で思いもかけないようなことが人知れず動いていたりもする。

今回注目するのは、「ネトウヨ」の最新事情!
安倍晋三崇拝をほとんど唯一のアイデンティティにしていたネトウヨは、安倍晋三没後は迷走を続けて今日に至っているが、そんな中でさらに下の世代、20歳の全く新しいネトウヨの新星(?)が現れた!
彼はいかにして育ち、何を主張しているのか!?

 


メルマガ配信サービス
「まぐまぐ!」でも配信中です!
http://www.mag2.com/m/0001657913.html

 


【今週のお知らせ】

「ゴーマニズム宣言」
…言論は社会的に正しい(と現時点では思われている)意見しか許されないのだろうか?
週刊誌がスキャンダル記事を書いた時点で、加害者・被害者が決定し、社会から「キャンセル(排除)」されることが正しいのだろうか?
ジャニー喜多川や松本人志や伊東純也が加害者で、被害を訴えた者たちは、間違いなく被害者であり、疑問を呈したら「セカンドレイプ」とする判断は、正しいのか?
草津町長を性加害者として糾弾していた者たちは、自称被害者が嘘をついていたと判明したのち、反省したのだろうか?
今や週刊誌が最強権力だ。
週刊誌がゴシップ記事のみで、芸能人だろうと皇族だろうと特定人物を社会から排除・追放・抹殺できるのだ。
日本人は全員が八つ墓村のムラビトで、全然近代人ではなくて、法というものの意味が完全になくなってしまっている!

笹幸恵氏の特別寄稿
…あちこちの資料館などで土器を見ていると、時折おもしろい企画に出会うことがある。
そのひとつが「下手な土器」!
資料館や博物館に展示されている土器は、言ってみれば完成度が高いから、美しいから展示されているわけで、それらは縄文土器の一部でしかない。
熟練のワザを見せつけられて、それが縄文土器のすべてだと思い込んでいた自分の何と浅はかだったことか。
縄文人といえば、誰もが無条件で上手に土器が作れる・・・・・・なんてこと、あるわけがない。
きっと皆、熟練者の才能に圧倒されながら、その域まで何とか到達しようと血の滲むような努力をしていたに違いない。
彼らはどんな思いで技術を磨いていたのだろうか?
想像を巡らせ、今日もまた縄文沼にハマっていく!

泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…ネット配信で特定の番組を見る習慣ができている人は、まだそう多くないと思うが、それぞれ小さな狭い空間の中で、ごく一部の人しか知らないものをすごく楽しんでいるという状態だと思う。
で、この小さな空間のなかでも、「エッ!?」と思うことと行き当たることがある。
そこで、今後たまに、私が興味を持っているYouTubeの中の世界について書いてみたいと思っている。
今回注目するのは、YouTubeと亡霊から生まれた新世代のネトウヨだ!

※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」
ロシアの侵略を受けて国内一致団結と思いきや汚職が多発しているウクライナにシラケ中!?
2025年大阪・関西万博は延期や中止にして、能登地震の復興費用を優先した方が良い?
原作者が嫌いだからこのドラマは見ない、ということはある?
現代社会はあまりにも「潔癖」を望み過ぎておかしくなっているのでは?
伊東純也の性加害疑惑報道、わざわざアジアカップの最中に盛り下げるような報道をどう思う?
ギャグ漫画家としてずっとギャグに拘って全うするのと、途中で路線変更して漫画家人生を長引かせるのとではどちらが良い?
…等々、よしりんの回答や如何に!?

 

【今週の目次】

1. ゴーマニズム宣言・第524回
 「被害者側に立たない言論は許されないのか?」
2. 特別寄稿・笹幸恵
 「縄文人のトライ&エラー?~〈下手な土器〉をめぐって~」
3. しゃべらせてクリ!・第450回
 「夢から覚めたら沙麻代ちゃん!そりともこっちが夢でしゅか!?の巻【前編】」
4. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第318回
 「YouTubeと亡霊から生まれたネトウヨ」
5. Q&Aコーナー
6. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
7. 編集後記