YOSHINORI KOBAYASHI OFFICIAL SITE | 小林よしのり公式サイト

小林よしのりオフィシャルwebサイト

PROFILE LINK CONTACT
2024.02.07(水)

『夫婦の絆』なら、製作陣が自由に作ってもらっていいのにな~~。

 

『夫婦の絆』のゲラを受け取り、打ち合わせをしてきた。
「セクシー田中さん」の作者が自殺まで追い込まれたことにより、原作者は神で、出版社やテレビ局や脚本家や俳優までが後ろめたく思わねばならぬような風潮が作られた。
作品に関わったことを後悔した人も多いだろう。

もうテレビ局は漫画の実写化を止めたほうがいいよ。
後味の悪い仕事するくらいなら、漫画を原作にせずに、オリジナル脚本を作りなさいよ。

テレビは、わしの『夫婦の絆』を実写化すればいい。
わしなら制作に関わる人々の全てに敬意を払うので、根本のコンセプトさえ守ってもらえば、あとはテレビに合わせて自由に脚本を書き、自由に監督し、自由に演技してもらえばいい。

『おぼっちゃまくん』はギャグが基本だから視聴者が笑えるように、脚本家を育てるつもりで、わしが親切に誘導するが、『夫婦の絆』なら自由に制作してもらって構わない。

『夫婦の絆』は3巻くらいになるんじゃないかと担当氏と打ち合わせをしてきた。
次号、次次号当たり、いよいよ2回目のクライマックスがやってくる。
読者に愛の深淵を覗かせる驚くべき展開が待っている。
一回も見逃すな!