YOSHINORI KOBAYASHI OFFICIAL SITE | 小林よしのり公式サイト

小林よしのりオフィシャルwebサイト

PROFILE LINK CONTACT
2023.08.15(火)

性の多様性が理解できない者は日本人に非ず!ライジング477配信!

 

(byよしりん企画・トッキー)

8月15日でも休まず配信!
でも終戦記念日は関係ない
小林よしのりライジングVol.477
配信です!

今週号のタイトルは
「男色文化は明治をどのように生き延びたか?」


小林よしのりライジングVol.477

前回に引き続き、ジャニーズ問題を歴史の視点から考える!
日本国内では全く問題にされなかったことが、イギリスBBCの報道を契機に火がつけられ、国連人権理までが首を挟んできたということ自体、この件が日本本来の価値観と欧米・キリスト教圏の価値観の相違から起きていることの証明である。

ところが今や、キリスト教圏の価値観こそがグローバルに正しいと無条件に信じ込み、日本には日本の価値観があるということすらわからない日本人?が増えている。

だからこそ、日本には男色文化の歴史があるということを解き明かしていったら、「ジャニーズと男色文化に何の関係があるのかわからない、そんなこと他に誰も言ってないじゃないか」などと言い出す者まで出てくる始末だ!

なぜ歴史を学ばなければならないのかすらわからないほど劣化した人間が出て来てしまった!

手遅れになる前に、もっと深く知っておかなければならない、日本人の歴史を!


泉美木蘭のトンデモ見聞録
「差別したい八木秀次の経産省トランスジェンダー叩き」

7月11日、トランスジェンダー女性の女子トイレ使用制限をめぐる裁判で、最高裁は高裁の判決を破棄して制限は「違法」とする逆転判決を出した。

判決は5人の裁判官の全員一致で、さらに裁判官全員がそれぞれ個別に補足意見を書くという力の入れようで、非常に画期的な、意義のあるものだった。

ところがこの判決に、差別をなくしたくない自称保守は猛反発!

今月号の『月刊正論』は「性は多様にあらず」と題する特集を組み、その筆頭論文は、八木秀次の『最高裁トイレ判決は社会分断の序曲』だった。

もう性は男女の二つだけでなく、その間にグラデーションのかかった多様な性があるということは一般常識となりつつあるのに、絶対にそれを認めたくない化石脳がいる!

一度信じてしまったら最後、どんなに新しい情報が出て来ても絶対に脳内を更新できない、絶望的な頭の悪さ!

そんな者たちが、平然と差別意識を撒き散らしている。
ここまでくると馬鹿は危険!馬鹿は罪悪!!

 


メルマガ配信サービス
「まぐまぐ!」でも配信中です!
http://www.mag2.com/m/0001657913.html

 


【今週のお知らせ】

「ゴーマニズム宣言」
…ジャニーズ問題は、単なるひとつの時事問題では済まないものになった。
これは日本古来の文化・民俗性に関わる重大なものであり、今後もライジングでは連続して取り上げていくことにする。
キリスト教文化圏は、性に対して極めて厳格である。
日本では、性に対して限りなく寛容である。
キリスト教文化と日本文化の感覚の差は埋めがたいほど大きい。
日本は遥か昔から男色文化が盛んだったが、明治政府は西欧の価値観に合わせて「文明国」の仲間入りをするために、男性同士の性交を禁ずる法律をも制定したというところまでは、前回述べた。
ではその明治を男色文化はどのように生き延びたのだろうか?

泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…経済産業省に勤め、女性として生活している50代のトランスジェンダーの職員が、職場の女性用トイレの使用を制限されているのは不当だとして国を訴えていた裁判で、最高裁が「トイレの使用制限を認めた国の対応は違法」との判決を下した。
判決は「国としてトランスジェンダーに対して、一律にこうあれ」と規則を下したものではなく、TPOによって解決法はさまざまであり、何よりもまずは社会全体での議論を喚起したいという大きなテーマがこめられているのだった。
ところが、この判決に対して、猛然と異を唱える雑誌がある。今号の『月刊正論』特集「性は多様にあらず」、その筆頭論文は、八木秀次の『最高裁トイレ判決は社会分断の序曲』である。

※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」
日本にカジノができることに関してはどう思う?
竹田恒泰氏のスラップ訴訟、その後なにか連絡はあった?
「おぼっちゃまくん」の主人公の茶魔は性転換していた!?
夏のこの時期、先生の最も快適な寝方とは?
左翼フェミらは「女性の味方」では全然ないのでは?
旧統一教会報道がアッと言う間に下火になった裏には何かあると思うのは勘繰り過ぎ?
「24時間テレビ」は続いた方が良いと思う?
『どとーの愛』は小学生男子に読ませても大丈夫?
気の合わない人こそ自分の周りに集めるべき?
…等々、よしりんの回答や如何に!?

 

【今週の目次】

1. ゴーマニズム宣言・第506回
 「男色文化は明治をどのように生き延びたか?」
2. しゃべらせてクリ!・第433回
 「貧ぼっちゃまの告白にみんなで落涙!の巻【後編】」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第300回
 「差別したい八木秀次の経産省トランスジェンダー叩き」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記