2023.02.02(木)
『よしりん御伽草子』の秘密
祖先が残してくれたはずの「おとぎ話」は今はもう原型を留めてはいません。
あろうことか「道徳・教訓本」と成り果てている始末です。
これは重大な問題で、コロナ禍を引き起こした原因のひとつとして上げてもいいくらいの無毒化した「畜群」=「保育器大人」の量産に繋がっています。
『よしりん御伽草子』は、昨今の「コンプライアンス」という「自主規制」への挑戦です。
わしの原点は、本書に収められた「ばば汁子守歌」で、これは独立した一本だと喝破した読者がいましたが、大変ありがたい感想でした。
なにしろ部数が少なく、書店に1冊くらいしか入荷されていないので、まだこの本の存在にすら気づいていない人々ばかりです。
遠慮せずに、Amazonで買ってくれていいです。