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2021.09.18(土)

運動団体は必要ない

 

井上正康氏に「運動団体」を作るべきだと囁いている者がいるが、わしは「運動団体」は作らない。

薬害エイズ運動と、教科書運動で、「運動」に関しては燃え尽きた。

「ゴー宣道場」は運動団体ではない。
「議論」を公のためになる見解にまで高めることを楽しむ場であり、民主主義の基盤となる「個」の連帯を信条としている。
思想することを止めたら畜群に落ちる。
だから「公論」のための道場になるのが「ゴー宣道場」だ。

門下生や読者はわしに必要な情報を次々に報告してくれて、わしに合体して来てくれる。
小林よしのりはだから「合体ロボ」だと言っている。

運動体をつくると、コロナやワクチンに対する考えは少しづつ違っているのに、読売新聞のように権力の広報誌は「反ワクチン派は全てデマ」という括りにして、レッテルを貼って一気に葬る戦法をとる。
教科書運動で、左翼にいつもこれをやられて、大変だった。

「大同団結」をすれば、わし自らが権力にデマ認定される罠に飛び込んでいくことになる。
わしは「個人」としての存在の大きさを人々から認められていると思っている。
わしは「個人」の方が輝く!

いくら権力がわしにデマ・レッテルを貼ろうとしても不可能だ。
わしがデマを憎む存在だし、わしが迂闊にもデマを言ったとしたら、潔く謝罪する。
個人のプライドなんかどうでもいいからだ。
デマではないのに、デマ認定したら、公開討論で決着をつける!わしが負けてもいいのだ!
その姿勢を保つためには「個人」の方が動きやすい。