2021.03.29(月)
週刊エコノミスト「闘論席」尾身会長「終息まで1,2年」の意味とは?
(byよしりん企画・トッキー)
「小林よしのりの闘論席」掲載、「週刊エコノミスト(4月6日号)」、本日発売!
今回は、今月5日の参院予算委員会で政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が行った発言についての考察。
尾身会長は新型コロナ終息の時期について質問され、今後ワクチン接種が進めば発症や重症化が予防できると分析。
今年12月ごろまでに全国民の6~7割の接種が一巡したとしても、依然としてクラスターや重症化は起こり得ると説明。
その上で尾身は
「さらにもう1年、あるいはさらにもう1年たつと、季節性インフルエンザのように不安感、恐怖心がないということが来る。その時が終息みたいな感じになる」
との見方を示した。
この発言は、いったい何を意味しているのか?
これは、新型コロナの本当の問題は「感染症」そのものの被害ではないということであり、尾身自身もそれをわかっているのに、その本質に対する対策を何も取ろうとする気がないという大変な事実を表している!
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