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2020.12.31(木)

小布施町のゆるキャラ、頑張った

 

小布施町のマスコット・ゆるキャラがツイッターで『コロナ論』を紹介したりして、頑張っていたらしいが、自粛警察が町に抗議したのだろう。
あっという間に謝罪に追い込まれた。

小布施町のマロンケーキは大好きだったので、微笑ましく見ていたが、必ず妨害されるとも思っていた。
小布施町のマスコットキャラだから、小布施町の意見だと思われてしまうので、無謀な戦いだった。
あのゆるキャラは立派に健闘した。

今はコロナを恐怖して自粛することが「公共の福祉」になってしまっているので、反自粛の言論の自由はない。
現状は「全体主義」なのだ。
いまだにSNSには言論の自由があるという幻想を見ている人が多いが、相当な工夫をしないと無理だろう。

そもそも「コロナ恐怖」は「公共の福祉」にならないというのが、わしの主張なので、そんな意見が発表できる場は、「本」しかない。
しかも、小林よしのりだから、雑誌や本で発表できているのであって、他の表現者なら無理だろう。

さらに台湾や韓国や中国で、『コロナ論』が出せるかと言えば、それも不可能だ。
日本の方が「言論の自由」はある。
出版社が自粛しなければ、わしの表現は憲法で守られる。
憲法はものすごく重要なのだ。

今の日本の憲法がある限り、わしの表現は守られるが、今までのキャリアで、小林よしのりがどれほど恐ろしいかを知っている人が多いから、「触らぬ神に祟りなし」とされているのが現状である。

それでも全国の書店で、『コロナ論』が続々とベストセラーに入り、売り上げ1位になっている書店も多く、売り切れ続出だから、これを無視し続けることができない状態になるかもしれない。
リテラシーのある読者が、大いにわしを支えてくれている。