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2020.12.09(水)

ウィルス干渉について

 

モーニングショーで専門家が「コロナの方がインフルエンザより感染力が強い」と言った。
なんという馬鹿だ!これだから専門家は無知なのだ!

インフルエンザ流行期の年間の患者数は1200万人である。
これは病院の定点観測だから、わしのように病院に行かないで治す者は2倍はいるだろう。
すると患者数だけで2400万人である。
さらに感染者となると4000万人と考えてもおかしくない。

玉川徹がコロナは無症状がいると言っていたが、冗談じゃない、インフルエンザも無症状者が膨大にいる。

さて、とことんPCR検査をして「見える化」した新型コロナの感染者数(実は陽性者数)は現在、累計16万3262人である。たった16万人なのだ!
PCR検査を受けていない感染者は何人いるか分からないが、インフルエンザには遠く及ぶまい。

もし感染症対策をしてなかったら、新コロの感染者数はもっと増えたか? 少しは増えただろう。
現在の新コロの死亡者数は累計2381人だが、感染者数が増えれば、これも少しは増えたかもしれない。
だが、新コロの死者は、ガンが原因でも、肺炎が原因でも、交通事故が原因でも、すべて新コロの死者としてカウントされている。
おそらく新コロの死者数は、純粋に数えれば、1500人程度かもしれない。

インフルエンザの直接死3000人、間接死10000人には遠く及ばないのだ!

さらに新コロの場合、感染対策をしなくても、絶対に重症者数も、死亡者数も、増えない!
なぜなら、新コロの場合、全世代の感染者数の一定の割合が重症化し、死亡するわけではないからだ。

新コロでは、子供と若者が死なない!
これはインフルエンザと決定的に違う!
その原因は子供と若者の細胞は、ACE2という受容体が少なくて、新コロウィルスのスパイクをキャッチできないからだ。

そこを考えると、いままで子供や若者まで殺していたインフルエンザがいかに強毒だったかが分かる。
いままでは人間の細胞が、インフルを必要としていたのだろう。
少ないはずの子供のレセプターでも、インフルのスパイクを捉えていた。
主観を人間に置くか、ウィルスに置くかで、見方は全然変わる。
専門家や医者は、そんなことを考えてもいないようだ。
来週18日発売の『コロナ論2』を読めば、ウィルスの秘密が分かるだろう。

現在起こっていることは、「ウィルス干渉」以外にあるまい。
人間にとって(特に日本人にとって)、強毒なのはインフルであり、新コロは大した脅威ではない!
東アジアの民の細胞が新コロを選んだのは、自然の摂理からして必然であるが、とてもありがたいことだ。