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2020.07.07(火)

わしがコロナに感染したら・・・

 

ブラジル大統領がコロナに感染したらしいというニュースが流れると、羽鳥コロナショーの玉川らコメンテーターも快哉を叫ぶかのような笑顔で番組が終わっていった。
まさに「そら見たことか、ざまみろ」と話し合っていた様子だ。
小さいの~~~~~~~~~。

ブラジルは日本と違って、現実に流行り過ぎているので、マスクをしないで、支持者の中に入っていく行為は無謀だと思っていた。
だが、マスクをして「コロナは風邪に過ぎない」とは言えないだろう。
大統領としてはやせ我慢だったのだと思う。

そして、富裕層はロックダウンを求めるだろうが、それをやったら、ファベーラの人々は1週間で餓死するかもしれない。
富裕層が大統領に抗議しても、経済を止めなかったのは、貧乏人のためだったのではないか?

日本においてすら自粛させられたせいで、どれだけの人が苦悩したか?
一流企業でリモートワークで食っていける玉川ごとき卑小な人間に、真の弱者の悲鳴は絶対に聞こえまい。
ボルソロナ大統領の方がはるかに人間として上だ。

羽鳥コロナショーの喜びようを見ていたら、わしが感染すると、もっと喜ぶだろうなと想像がつく。
生命至上主義の家畜どもが快哉を叫ぶから、今後は気をつけなければならない。

わしは普段からマスク付けないし、なにしろ新宿の女王と生放送してきたのだから、大いに感染リスクはある。
けれど泉美さんは、わしの「コロナ・インフォデミック」との全面戦争に最大の協力をしてくれたのだから、泉美さんから感染するのなら微塵も悔いはない。
まあ、もともと「日本で」感染するのは宝くじに当たるほどの低い確率だから、よっぽど運が悪かったなとあっさり死ぬけどな。

ただ、もう『コロナ論』は、ほぼ出来てるから、わしが感染しようと、死のうと、間違いなく発売されるだろう。
わしの遺作となれば、大ヒットになる。
『戦争論』とか他の作品も売れ出すかもしれないから、編集者たちは喜ぶかもしれない。
コロナに感染しながら、コロナの真実を描き続けた男として、歴史に残るかもしれない。

リスクを背負って生きるのって楽しいなあ。