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2020.06.03(水)

自粛の民と暴動の民

 

歯の治療のために銀座に行ってきたが、やけに人手が少なくて、せっかく飲食店を開けているのに、誰も入っていない。

誰も彼もマスクをしていて、治療を終えて、買い物のために店に入るたびに、消毒スプレーを強要され、マスクをしてなきゃ入れない。
店員はマスクして、フェイス・シールドしてるし、客も全員マスクしている。

ホテルで食事しようと思ったら、入り口でマスクを渡されて、しなきゃ入れないし、消毒スプレーも強要されるから、今日だけでもう何回消毒スプレーしたか分からない。

こんなに消毒ばかりしていたら、手の細菌が全て死んでしまって逆に危ないんじゃないかと不安になる。

関西の設営隊長からの報告で、大阪の会場が断わられて、なんと年内いっぱい借りれないそうだ。
8月には「コロナ論」が出ていて、最近、視聴者が激増した「オドレら正気か?」の出張版だから、盛り上がるだろうが、なにしろ会場を貸してくれないし、人数もソーシャル・ディスタンスを避けるという理由で、大幅に縮小されてしまう。

8月もこの調子で自主的な自粛が続くのだろうか?
自粛要請なんか出ていなくても、全国民が自粛したままで、もう貝殻に閉じ籠って出て来そうにない。

アメリカは黒人差別でデモを通り越して暴動が起きてるくらいなのに、日本はなんて臆病虫なんだろう?
暴動・略奪の民と、自粛・引き籠りの民、一体どっちのほうが、望ましいのだろう?