羽鳥モーニングショーは煽ってないか?
玉川徹が新型コロナウィルス感染拡大で「モーニングショーは煽っている」という批判に「言っている人の多くは、ただのカウンターで、目立ちたいから言っている」と反論したらしい。
奇妙な話である。わしはデータから言っているのである。
インフルエンザはワクチンがあるのに、毎年1000万人も感染していて、インフルエンザの直接原因死は3000人くらいだが、関連死は10000人に上る。
基礎疾患のある老人を中心にインフルエンザで10000人死んでいるようだ。
モーニングショーの岡田教授は「何も対処をしなければ」1000万人以上が感染すると言っているが、コロナにはワクチンがないのに1000万人しか感染しないのか?
そもそも今のコロナの感染者の増加ペースは1年経っても1000万人に届かないのではないか?
岡田教授は奇妙なことを言う。
「インフルエンザと同じなら首相はここまで制限をかけるでしょうか?特措法を使うでしょうか?」
首相が特措法を使うから、インフルエンザと同じではないと言うのだ。
元官僚だから権力にはとことん弱いようだ。
岡田教授の学術論文は、1998年を最後に1本もないらしい。
大谷医師も学術論文はない。
二人とも権威ある専門家ではないのだ。
玉川徹と共に、大衆向けに分かりやすく危機感を煽る話術が上手いから毎日出演しているだけだろう。
首相の特措法を玉川徹も支持していたが、これは「緊急事態宣言」を発令できる危険な法律である。
国会での歯止めがないザル法で、国民の私権が制限できる独裁法のようなものなのだ。
これに枝野民主党を含む野党まで賛成して、今夜あたり成立するという。
反対を貫いたのは山尾志桜里ただ一人だ。
日本は「人治主義」の国ではない。「法治主義」の国である。
安倍首相は緊急事態宣言まで出さないだろうという安易な「人治主義」は民主主義を崩壊させる。
今こそ「立憲主義」で権力を縛らなければならないのに、枝野民主党が権力を信頼して独裁法の成立に手を貸した。
コロナウィルスは、それほどまでに恐ろしいものか?
それならオリンピックも開催できないはずではないか!