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2019.10.16(水)

日本人も変わる、表現・感性も変わる!ライジング333配信!

 

(byよしりん企画・トッキー)

1日遅れてお待たせしました!

小林よしのりライジングVol.333
配信です!!

今週号のタイトルは
「ラグビーだってナショナリズムだ」

小林よしのりライジング
小林よしのりライジングVol.333

ラグビーワールドカップ、日本は全勝で決勝トーナメント進出!
13日に行われたスコットランド戦の平均視聴率は39.2%、瞬間最高視聴率は53.7%!!
国民的な盛り上がりを見せる一方で、左方面からは奇妙な声が聞こえてくる。
オリンピックでも、サッカーでも、盛り上がったら必ず言い出す「ナショナリズムを煽るな」だ。

それに加えて、ラグビー代表チームには他国籍の選手も多くいることから、これは国境も国籍も関係ない社会の表れだなどとも言っていたりする。

一方、右側の方は「多国籍選手の日本チーム」をどう思っていいかわからないのか、目立った反応も聞こえてこない。

毎度のことだが、右も左も頓珍漢!
大部分の国民は、素直にナショナリズムによって日本代表チームを応援し、その勝利を喜んでいるのである!

左右の知識人に理解できない庶民の常識的感覚を、よしりんが最もわかりやすく解説!


泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
「『残菊物語』に見る表現の変化と、意地のこと」

最近、伝統芸能の世界に興味を持っているもくれんさん。
 歌舞伎の世界を描いた映画『残菊物語』を見て大感動。
 20代までの自分だったら、おそらく登場人物の心理が理解できずに終わっていたはずで、今出会って良かったという。
 最初に昭和31年の島耕二監督のカラー作品、次に昭和14年の溝口健二監督のモノクロ作品を見て、2作品を比べてみると、脚本の方向性や演出の方法の違いに、20年弱の間の変化とその時代性が見て取れる。

変化はその後もずっと続いている。
映画の表現方法や、観客の理解力は今後どう変わっていくのだろうか?


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【今週のお知らせ】

「ゴーマニズム宣言」
…オリンピックをはじめ、スポーツの国際大会が盛り上がると、ナショナリズムは危険だという刷り込みがある左翼が、決まって「ナショナリズムを煽るな」という全く意味のわからないイチャモンを言い出す。
現在開催中のラグビーワールドカップでも案の定、その手の文句が上がっている。
確かにラグビーの日本代表チームは外国出身や外国籍の選手が多い。
しかし彼らは間違いなく日本人である!
ラグビーに国籍は関係ないのか?
なぜ我々は自国チームを応援するのか?
ラグビーワールドカップを通して新しいナショナリズムのあり方を考えよう!

泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…最近、伝統芸能の世界に興味が向くようになり、あれこれ探るうち、映画『残菊物語』を見ることになった。
『残菊物語』は、昭和12年に村松梢風が書いた短編小説を原作としたもので、歌舞伎役者・2代目尾上菊之助の恋愛と、芸の修練の道を描いた実話をもとにした物語だ。
何度も映画化、ドラマ化、舞台化されている作品だが、見たのは昭和14年の溝口健二監督版と昭和31年の島耕二監督版である。
2作品を見比べてみると、脚本の方向性や表現方法が変化しており、そこから時代性を感じることができる。
日本人の表現方法や理解力はどのように変化してきたのだろうか?

※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」
現在の税金問題や財政についてどう考える?今の髪型になったのはいつから?
ジョーカー、ハンニバル・レクター博士、アントン・シガー…「最凶」なのは誰?
少子化を考えると家族帯同の移民を認め、今の市場を維持拡大させることが必要なのでは?
タレントがドラマ等で演技をすることをどう思う?
反権力のはずの左派が権力からの交付金を使ってイベント等をするのは矛盾しているのでは?
…等々、よしりんの回答や如何に!?

 

【今週の目次】

1. ゴーマニズム宣言・第345回
 「ラグビーだってナショナリズムだ」
2. しゃべらせてクリ!・第290回
 「へごわーっしゅ! 殺人ドッジボールに絶体絶命ぶぁい!の巻【後編】」
3. 泉美木蘭の「トンデモ見聞録」・第143回
 「『残菊物語』に見る表現の変化と、意地のこと」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記